ガエル・ガルシア・ベルナル&ディエゴ・ルナが久々の共演『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』日本配信開始

幼少期からの親友で、映画『天国の口、終りの楽園。』などでの共演でも知られるガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ。そんな二人が再びタッグを組むスポーツドラマ『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』が本日、10月9日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で配信される。

 

共演は約12年ぶりの『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』

米Huluによる初のスペイン語ドラマ『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』は、最後の栄光を掴もうとしているボクサーのエステバン・“ラ・マキーナ”・オスナが主人公。彼の幼なじみでマネージャーのアンディは、ラ・マキーナと共に危険な取引に手を染め、疑わしい人物たちとの危険な道を歩んでいくというストーリー。

ガエルがボクサーのラ・マキーナに扮し、ディエゴが彼を支えるマネージャーのアンディを演じる。二人は製作総指揮としても参加。

ガエルとディエゴといえば、高い評価を得た2001年の映画『天国の口、終りの楽園。』以来、2008年の『ルドandクルシ』、2012年の『俺たちサボテン・アミーゴ』などで共演。2009年にキャリー・ジョージ・フクナガが監督を務めた『闇の列車、光の旅』や現在製作が進んでいるメキシコを舞台にした『ザ・ボーイズ』の新スピンオフ『The Boys: Mexico(原題)』といった作品ではカメラの裏でもタッグを組んできた。先月行われた第76回エミー賞授賞式では揃ってプレゼンターとして登場し、スペイン語でスピーチを行ったことも記憶に新しい。

『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』役作りについて語ったガエルとディエゴ

そんな二人が、『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』配信に先駆け米Entertainment Weeklyの取材に応じた。

アンディの役作りについて聞かれたディエゴは「鼻は僕のものじゃないし、おでこにも色々と起きている。残念ながらあの唇も僕のものじゃないよ。返さなきゃいけなかったんだよ。基本的に、僕は唇がないんだ」と役作りのためにたくさんの特殊メイクを施していたことをジョーク交じりで回答。

ガエルも落ちぶれ気味のボクサーを演じるにあたり、一番大変だったことは実際に老け込むことだったとジョークで返答。「多くの準備と努力が必要で、夜更かしや睡眠不足もあった。とにかく準備が大変だった」と笑いながら説明した。ボクシングファンだという彼は10年前から基本的なトレーニングを開始していたそう。「ボクサーらしく見えるための5〜6つの基本的な要素を習得するのに時間がかかった。ガード、パンチ、回避など、様々な技術を学ぶ必要があったから。昔のボクサーは偉大だったけど、今はそれほどでもない」と、続けた。ちなみにガエルは2023年の映画『カサンドロ リング上のドラァグクイーン』(Amazon Prime Videoで配信中)では差別と戦う実在したルチャ・リブレのプロレスラーを演じている。

カサンドロ リング上のドラァグクイーン

スター俳優になる前からの幼馴染、ガエルとディエゴ。今でもお互いの俳優としての才能には驚かされるそうで、ディエゴの本作での変貌っぷりに「彼の変身は驚くべきもので、すべての要素を高めていた。よりエキサイティングな作品になった」とガエルはコメント。一方、ディエゴはこの経験を美しいと表現し、ガエルの演技を「彼がこのキャラクターを作り上げていくのを目の当たりにするのは本当に素晴らしかった。ボクシングが大好きで、リングの中で戦っているのを見て、僕たちが話し合い、夢見ていたことをすべて達成しているのが分かった。ガエルは戦うことを理解している」と絶賛している。

『ラ・マキーナ 崖っぷちのボクサー』は10月9日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信スタート。(海外ドラマNAVI)

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Photo:Instagramアカウント@lamaquinahuluより