『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』のキャストは今？

1984年に第1作が公開されて以来、熱狂的なファンを持つ『ターミネーター』シリーズ。その映画第2弾『ターミネーター2』の5年後にあたる1999年とタイムスリップ後の2007年を舞台にした米FOXのドラマ『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』に出演していたキャストはその後どんな作品で活躍しているのだろう？　2009年の終了から15年が経った今、メインキャストの近況を調べてみた。

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『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』が打ち切りになった理由

映画『ターミネーター2』の5年後にあたる1999年とタイムスリップ後の2007年を舞台にした米FOXのドラマ『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』（以下、『サラ・コナー』）。非常に高いクオリティで批評家、視聴者の両者から大絶賛されたシリーズだが、残念ながらわずか2シーズンで打ち切られた。その...

『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』作品情報

『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』キャスト一覧

サラ・コナー（キャスト：レナ・ヘディ）

ジョン・コナーの母であり、未来の人類抵抗軍のリーダーを育てる使命を持つサラ・コナーを演じたのはイギリス人女優のレナ・ヘディ。

2009年に『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』が終了し、その2年後に開始した大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサーセイ・バラシオン役で再び大注目を浴びることに。20011年～2019年に渡り演じたこの役で、エミー賞助演女優賞に5度ノミネートされた。

それ以降は『ダーククリスタル：エイジ・オブ・レジスタンス』、『マスターズ・オブ・ユニバース：黙示録』、『マスターズ・オブ・ユニバース: レボリューション』といったアニメーション作品に声優として参加。

2023年からは宇宙の果てに閉じ込められてしまった二人の運命が絡み合うサスペンス・スリラー『Beacon 23（原題）』で主演を務めている。

また、Netflix製作ドラマ『The Abandons（原題）』への出演が決定済み。1850年代のオレゴン州を舞台に、多様性に富んだ型破りの家族を中心に描かれる西部劇になるそうだ。ほかにも米HBOのウォーターゲートをテーマにしたリミテッドシリーズ『White House Plumbers（原題）』の公開も控えている。

プライベートでは2022年に『HOMELAND』『オザークへようこそ』『アウトサイダー』などに出演する俳優マーク・メンチャカと結婚。その前には、ミュージシャンのピーター・ローランと結婚していたが2012年に離婚を申請していた。

ジョン・コナー（キャスト：トーマス・デッカー）

母サラと共にスカイネットから命を狙われ続け、成長しながら自分の使命に向き合う少年ジョン・コナー。

演じたのはピアニストの母と俳優の父を持つトーマス・デッカー。ラスベガスで生まれるものの、幼少期は母の出身地のイギリスやカナダを行き来していたそう。6歳から子役として活動を開始し、ドラマ版『ミクロキッズ』や『ジェネレーションズ／STAR TREK』などへ出演。

2006年～2007年に『HEOES／ヒーローズ』でザック役を演じ注目され、その翌年に『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』でジョン・コナー役に大抜擢される。

本作終了後、映画『クロムスカル』ではレナ・ヘディと再共演。2011年に米The CWで放送された『シークレット・サークル』ではメインキャストとして登場。残念ながらシーズン1にて打ち切りとなったが、その後も『シャークス in ハリウッド』『ザ・ルーキー』『スタートレック・ピカード』といったドラマシリーズで活躍を続けている。

キャメロン・フィリップス（キャスト：サマー・グロー）

未来からジョンを守るために送り込まれた少女型ターミネーター、キャメロンを演じたサマー・グロー。

幼少期からバレエの英才教育を受けて育った彼女は2000年はじめに女優を目指すためテキサス州からロサンゼルスへと移り住む。はじめは結婚式やホテルのイベントのダンサーなどをして生活費を稼いでいたそうだ。2002年に1話だけ出演した『エンジェル』（『バフィー～恋する十字架～』のスピンオフドラマ）がきっかけでプロデューサーのジョス・ウェドンと知り合い、彼が手掛けたカルト的ドラマ『ファイヤーフライ　宇宙大戦争』とその続編映画『セレニティー』に出演しブレイク。

2009年に『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』が打ち切られが、同年には『ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則』に本人役として登場。電車に乗客として乗っていた際、レナードらに『ターミネーター』の女優であることがばれてしまうという役柄だった。

2009年以降も『ドールハウス』『CHUCK／チャック』『ALPHAS／アルファズ』などにゲストスターとして登場。『ARROW／アロー』シーズン2ではイザベル・ロチェフとして複数のエピソードに出演。『キャッスル　～ミステリー作家は事件がお好き』シーズン8では、『ファイヤーフライ　宇宙大戦争』のネイサン・フィリオンと再共演している。

2014年にはゲスト出演した『HAWAII FIVE-0』で知り合った俳優のヴァル・モリソンと結婚。2015年と2017年に女の子を出産し、姉妹のママになっていた。

デレク・リース（キャスト：ブライアン・オースティン・グリーン）

カイル・リースの兄で、ジョンの伯父。未来から送り込まれた抵抗軍の兵士であり、ジョンを守るために行動するデレク・リースを演じたのは、『ビバリーヒルズ高校／青春白書』こと、『ビバヒル』のデビッド・シルバー役でおなじみのブライアン・オースティン・グリーン。

本作終了後は『ヤング・スーパーマン』シーズン9のジョン・コーベンや、『デスパレートな妻たち』シーズン7のキース役などでゲスト出演。2012年から2014年には『Anger Management（原題）』と『Wedding Band（原題）』でメインキャストとして名を連ねていたが、どちらも日本未上陸。2019年の『ビバリーヒルズ再会白書』と『ザット ’90ｓ ショー』には本人役で登場した。

また、日本版では大泉洋が司会を務めた音楽エンターテインメント番組『ザ・マスクド・シンガー』のアメリカ版『The Masked Singer』シーズン4とそのスピンオフ『The Masked Dancer』に出場。2021年には、セレブたちが社交ダンスで競う『Dancing with the Stars』シーズン30に恋人のシャーナ・バージェスと参加した。

ジェームズ・エリソン（キャスト：リチャード・T・ジョーンズ）

サラを追うFBI捜査官ジェームズ・エリソンを演じたのは、『ブルックリン74分署』のクレメント・ジョンソン巡査で知られるリチャード・T・ジョーンズ。

本作終了後には、『BONES』『グレイズ・アナトミー』『NCIS：ニューオーリンズ』『NIKITA／ニキータ』など数々のドラマにゲスト出演。『HAWAII FIVE-0』では、サム・デニング役として複数話に登場した。2018年からはネイサン・フィリオン（『キャッスル　～ミステリー作家は事件がお好き』）が主演を務める『ザ・ルーキー』にウェイド・グレイ役でレギュラー出演中。本シリーズはシーズン7までの更新が決定している。

『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』配信情報

『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』全2シーズンはAmazon Prime Videoで配信中。（海外ドラマNAVI）