『ハリー・ポッター』スターが子持ちのホームズを演じる新作ドラマに5人の追加キャスト

2024年9月16日 2024年9月16日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

世界で最も有名な名探偵、シャーロック・ホームズ。彼が登場する新たなドラマ『Sherlock & Daughter（原題）』で進められていることは以前当サイトでもお伝えした通りだが、そんな同作に追加キャストが加わるという。米Varietyが伝えた。

シャーロック・ホームズと娘が一緒に犯罪捜査！？『ハリー・ポッター』キャストが主演

シャーロック・ホームズの物語は映画やドラマや舞台で様々な形で描かれてきたが、また新たな設定の作品が作られるようだ。米Deadlineが伝えている。宿敵モリアーティも登場米CWの新作として発表されたのは、『Sherlock & Daughter（原題）』。アメリカ人のアメリアは父親を知らずに育って...

ショーランナー繋がり？『クローザー』あの人も出演

『Sherlock & Daughter』の主人公はシャーロック・ホームズとアメリカ人のアメリア。シャーロックは自身の心地良い空間から抜け出してある事件に関わったことから、最も親しい友人たちの命を危険にさらさざるを得なくなる。一方のアメリアは父親を知らずに育ってきたが、母親が不可解な死を遂げた後で自分の父親が世界的な名探偵のホームズかもしれないことを知る。そうやって出会ったアメリアとシャーロックは、アメリアの母親の死の謎を追いながら世界的な陰謀と立ち向かうことに。また、二人が本当に親子なのか否かも注目ポイントになるようだ。

シャーロック・ホームズを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズのリーマス・ルーピン先生役で知られるデヴィッド・シューリス。アメリア役は『アナザー・ライト』のブルー・ハント。そのほかには、ホームズの宿敵モリアーティ役で『BATWOMAN／バットウーマン』のダグレイ・スコットも出演することが伝えられていた。

そしてこの度、5人のキャストが加わることに。『クローザー』と『Major Crimes　～重大犯罪課』でバズ・ワトソンを演じたフィリップ・P・キーンをはじめ、『Banshee／バンシー』のイワナ・ミルセヴィッチ、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのフィオナ・グラスコット、『窓際のスパイ』のアントニオ・アキール、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のシャシ・ラミだ。

フィリップはイギリスにいるアメリカ大使のポール・アンダーソン役を、イワナはアンダーソンの妻マージョリー役を、フィオナはロンドン社交界に強いコネクションを持つ貴族のレディ・ヴァイオレット役を、アントニオはスコットランドヤードに科学捜査を取り入れようとする理想に燃える若き刑事ショーン役を、シャシは保険調査員（役名は不明）役を演じる。なお、ポール＆マージョリー・アンダーソン夫妻は、一人娘が誘拐されたことからホームズと彼の新たな助手アメリアに助けを求めるという。

これら5人のキャラクターは、アーサー・コナン・ドイルによる原作小説には登場しない人たちだが、本来のホームズの相棒であるワトソンや、家主のハドソン夫人、スコットランドヤードのレストレード警部らおなじみのキャラクターも出てくるのだろうか。

ショーランナーを務めるのは、『クローザー』『Major Crimes　～重大犯罪課』のジェームズ・ダフ。ホラー映画『新・死霊の沼』のブレンダン・フォーリーがクリエイター・脚本を担う。

英BBCで2010年に始まった『SHERLOCK／シャーロック』の世界的な大ヒットもあって、近年多くのホームズ作品が作られてきた。米CBSで7シーズンにわたって放送された『エレメンタリー　ホームズ＆ワトソン in NY』や、デヴィッド・シューリスも出演していたホームズの妹を主人公にしたNetflixの『エノーラ・ホームズの事件簿』シリーズ、ホームズからの依頼を受けて事件を調べる浮浪者たちが主人公のNetflixドラマ『ベイカー街探偵団』、ホームズの子孫が主人公となるフランスRTL TVIのドラマ『マドモアゼル・ホームズの捜査日記』などが誕生。現在も複数の新作ドラマが進められており、本作のほか、相棒ワトソンを主人公にした『Watson（原題）』がCBSで、青年時代のホームズを主人公にした『Young Sherlock（原題）』がAmazonで、ホームズをテーマにしたドキュメンタリーがBBCで進行中だ。（海外ドラマNAVI）