シャーロック・ホームズのパートナー、ワトソンが主人公の医療ミステリードラマが製作決定!

米CBSが「シャーロック・ホームズ」の世界に戻ってくる! 大ヒットメディカルドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』のパレット・ケイン役や、『ローズウッド ~マイアミ私立検視ラボ』のボーモント・“ロージー”・ローズウッド・ジュニア役などで知られるモリス・チェスナットが、「シャーロック・ホームズ」のジョン・ワトソンを主人公にした医療ドラマに出演することがわかった。米Hollywood Reporterらが報じている。

ジョン・ワトソン医師を中心に展開する医療ドラマ

米CBSは、シャーロック・ホームズの死から1年後のジョン・ワトソン医師を中心に展開する医療ドラマ『Watson(原題)』のシリーズ化を決定した。モリスがワトソン役で主演し、製作総指揮も務める。この新作は、ワトソンが希少疾患の治療を専門とするクリニックの院長としてキャリアを再開する医療ドラマと説明されている。ワトソンが犯罪解決から医療ミステリーの解決へと目を向ける現代版ミステリーとなる本作には、シャーロックを殺したモリアーティが重要なキャラクターで登場する予定。

CBSエンターテインメントのエイミー・ライゼンバック社長は、「シャーロック・ホームズの世界で愛されているキャラクターをこのシリーズの中心に据え、モリス・チェスナットが不死身のドクターというキャラクターに、フレッシュで意表をつく解釈を加え、命を吹き込むことを楽しみにしています。クレイグ・スウィーニー(『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』)の大胆なヴィジョンは、複雑なワトソン医師を、豊かな人物描写とドキドキするような医療ミステリーとを巧みに織り交ぜて描いていきます」とコメントを発表。

スウィーニーがショーランナーを務め、パイロット版を執筆。彼はモリス、アーロン・カプラン(『Divorce/ディボース』)とともにカピタル・エンターテインメントで製作総指揮を務める。『NCIS : ハワイ』や『S.W.A.T.』のラリー・テンはパイロット版の製作総指揮と監督を務める。

スウィーニーの手がけた『エレメンタリー』は、ホームズ役にジョニー・リー・ミラー、ジョーン・ワトソン役にルーシー・リュー、ジェイミー・モリアーティ役にナタリー・ドーマーを起用し、7シーズン、150エピソード以上放送された。こちらも同じCBSスタジオで制作された。『Watson』は2024-25年の放送が予定されている3つ目の番組で、『Matlock(原題)』とマルチカメラ・コメディ『Poppa's House(原題)』に続く。『Matlock』と『Poppa's House』はともに2023年のパイロット・シーズンに開発され、昨年のハリウッドのストライキによる制作の遅れの結果、翌シーズンに延期された。(海外ドラマNAVI)

Photo:©FAM020/FAMOUS