『NCIS』シーズン22、破局したあのカップルのその後が明らかに

『NCIS　～ネイビー犯罪捜査班』シーズン22でジェシカ・ナイトとジミー・パーマーはどのように描かれる可能性があるのか、製作総指揮が新たな情報を明かしたとScreen Rantが伝えている。
（この記事はネタバレを含みます。）

二人の新たな道は？

ロングランヒットの犯罪捜査ドラマ『NCIS　～ネイビー犯罪捜査班』シーズン21の終わりに破局したジェシカ・ナイト（カトリーナ・ロー）とジミー・パーマー（ブライアン・ディーツェン）。キャンプ・ペンドルトンのREACT訓練主任になるオファーを受け入れ、NCISチームから外れることになったジェシカ。遠く離れた場所で新たな職に就くことを決意して以来、ジェシカとジミーには張り詰めた空気が流れるように。遠距離恋愛をすることもできたが、最終的にジミーは別れることを選ぶ。

これに続くことになるシーズン22では、二人はどのように描かれるのか。製作総指揮スティーヴン・D・バインダーがTV Insiderの取材の中で「数か月後、ジェシカは西海岸にいるんだ（新たな仕事のために）。ふたりは一緒にいないという新たな状態に落ち着いた。ジミーはデートしているよ」とコメント。「彼はシングルの男性として忙しくしているんだけど、それは最もふさわしくない時に顔をのぞかせる。第1話でジェシカは人質交渉人としてのスキルに関わる非常に深刻な問題に直面することになる。そのような状況下では普通なら絶対にしないあることを、彼女はするんだ。結果として、（シーズン21の）フィナーレで見なかった彼女とジミーの会話のパート2を見る機会ができる予定だ。第4話で第三次世界大戦がはじまりそうな時も、二人の会話のパート3を見ることになると思うよ」とシナリオを明かした。

さらに「『NCIS』はとても小さなことなんだけれど、大事になる危険性をはらんでいる物事を扱っていて、大事にならないように防ごうとしているんだ。彼らには42分という限られた時間がある。それはほぼ実際の放送時間と同じなんだ」と話し「吹き飛ぶ可能性のある大きな賭けと、まったく別の方法でこの二人にも非常に大きな賭けがある。世界が終わるわけではない。 法医学者のケイシー（ディオナ・リーズンオーヴァー）に感謝しないと」と展開をほのめかした。

このバインダーのコメントによって、NCISを去ったからといってジェシカの姿を見られなくなるわけではないことが確実に。今後の二人の関係をめぐる、より多彩なストーリーの舞台が整えられたと言える。

新シーズンのエピソード4は今後の二人の関係にとって重要なものになるように聞こえるが、二人の新たな道が完全に確立されるまでにはさらに時間がかかる可能性も。互いに遠く離れた世界に住んでいるが、それでも時々一緒に働く機会が残されているため、彼らの関係が再燃する可能性もある。ファンに衝撃を与えた二人の破局のその後に、熱い視線が注がれている。

『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン1～20はHulu、U-NEXTにて、シーズン21はDlifeにて配信中。（海外ドラマNAVI）