Netflix、英国で最も危険なギャングへの潜入捜査をドラマ化!

Netflixが英国出身の作家ニール・フォーサイスを脚本に迎え、英国で最も危険なドラッグギャングへの潜入捜査を描くシリーズを製作するとVarietyが伝えている。

 

普通の税関職員が麻薬組織に潜入!?

Netflixが新たに製作にゴーサインを出したのは、英国で最も危険な麻薬組織に潜入した税関職員たちの驚くべき実話を基にした全6話のクライムドラマ『Legends(原題)』。ショーランナーは作家・脚本家として知られるニール・フォーサイスが担当。ジャーナリストのバックグラウンドを持つフォーサイス自身が行った調査や取材に基づいて描かれるという。

「1990年代初期、麻薬をめぐる国際的な戦争が最も激しかった頃、英国の国境を担当する関税課は、麻薬密輸との戦いに負けていることに気づいた。彼らの解決策は並外れたものだった。極秘作戦として、英国税関職員からなる小規模チームが秘密裏に派遣された。彼らの任務は英国で最も危険な麻薬組織に潜入することだった」と公式あらすじでは紹介されている。

「彼らは訓練を受けたスパイではない。英国あたりで何気ない人生を送っていたごくごく一般的な男女だったが、引き抜かれ、基礎的な訓練を受けさせられた後、犯罪地下社会で新たなアイデンティティを構築するよう教えられた。彼らはレジェンドと呼ばれた」とタイトルの由来も明かされている。

フォーサイスは「この信じられないような物語をTannadice Picturesの皆さんと描くことができることに、とても興奮しています。『Legends』は、魅力的で心をつかむ語られるべき知られざる物語だと思います。Netflixが賛同してくれて感謝しています」と声明を発表。

フォーサイスは、これまでにイギリス史上最大の強盗事件「ブリンクス・マット強盗事件」を描いた英BBCのドラマシリーズ『The Gold(原題)』や、クライムシリーズ『Guilt(原題)』でクリエイター兼脚本家を務めるなど、数多くの英国ドラマを手掛けてきた。

Netflixの英国コンテンツ部門を担当するモナ・クレーシーは「ニールの『The Gold』のファンとして、レジェンドたちの人並外れた物語が彼の手で描かれるということにすぐに期待が高まりました。ニールの脚本は、世界規模の麻薬戦争で政府が戦いに敗れつつあった1990年代のイギリスに私たちを連れ戻し、魅力的な登場人物たちを私たちに紹介します。彼らの予期せぬ潜入作戦の危険な迷路への旅は、魅力的なアクションを約束するでしょう」「Netflixで命を吹き込まれることが待ちきれません」と述べている。

(海外ドラマNAVI)

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