エミー賞で史上最多ノミネートを記録したApple TV+の人気コメディドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』。その共同クリエイターでタイトルロールを演じるジェイソン・サダイキスが、ドラマの物語は“終了”したと明かしている。米Entertainment Weeklyが伝えた。
「物語は完結した」
このほど、ジェイソンはポッドキャスト『Fly on the Wall(原題)』に出演。その中で「この(『テッド・ラッソ』)の物語は完結しました」と発言した。彼は番組ホストのダナ・カーヴィとデヴィッド・スペードに対し、シリーズは元々3シーズンとして構想していたことを明かしている。
シーズン3第12話、シーズンファイナルのタイトルは「さようなら(原題:So Long, Farewell」。この話では、ジェイソン演じる主人公のテッド・ラッソをはじめ、多くのキャラクターの今後を垣間見ることができ、シリーズファイナルの雰囲気を感じる展開だった。
スピンオフのチャンスは?
ジェイソンによると、『テッド・ラッソ』のチームはスピンオフの可能性について考えたことがあるという。「本でも、ポッドキャストやオーディオコメンタリーで語るのでもいいんです」とジェイソンは説明し、続けて「それに、私がこれまでしてきたことよりももっと知的に伝えることもできるかもしれません。えぇ、スピンオフのチャンスはあると思います」と今後の可能性について示唆した。
Apple TV+から正式な発表は出ていないが、主演でありクリエイターでもあるジェイソンが「3シーズンで想定していた」と語る以上、シリーズがこれ以上続くことはないのかもしれない。しかし、個性豊かな他のキャラクターたちの物語が別の形で再び届けられることも不可能ではなさそうだ。
スピンオフの製作に期待を寄せて、報告を待ちたい。
『テッド・ラッソ』はApple TV+にてシーズン1〜3が配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』独占配信中