『クリミナル・マインド』シーズン18の方向性は？ショーランナーが明かす

人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のリバイバル版となる『クリミナル・マインド／FBI行動分析課：エボリューション』シーズン2（通算シーズン17）の最終回が配信され、衝撃のクリフハンガーで終了した。すでに更新済みのシーズン3で何が起きるのか、ショーランナーがシーズン3の方向性について語っている。

（※これ以降は、シーズン2最終話の重大なネタバレが含まれます）

『クリミナル・マインド』シーズン18の方向性

シーズン1では、BAU（行動分析課）がシカリウスこと連続殺人犯イライアス・ヴォイトを追い、シーズン2ではヴォイトが口にした“ゴールドスター”という謎の存在に、BAUが迫ることに。米Paramount+で7月31日（水）に配信されたシーズン2最終話「Save the Children（原題）」では、エミリー・プレンティス（パジェット・ブリュースター）が誘拐されて肉体的にも精神的にも拷問を受ける展開となったが、最終的に命を落としたのはヴォイトだった。

米The Wrapのインタビューに応えたショーランナーのエリカ・メッサーが、ヴォイトが犯した連続殺人事件で始まったシーズン1の物語が、シーズン2で決着がつくまで長い道のりだったと言及しつつも、シーズン3にヴォイトがカムバックする可能性をほのめかした。

「私たちは、シーズン1のラストでイライアス・ヴォイトとのクリエイティブな関係は終わると思っていました。ですが、そうではなかったし、今シーズンの終わりに彼との関係が終わると思っていましたが、違いました。ですから、来年も彼を目にすることになるでしょう」。どうやら、シーズン3でも何らかの形でヴォイトがストーリーに絡み、再びBAUを引っ掻き回すことになるようだ。

またメッサーは、シーズン1ではデヴィッド・ロッシ（ジョー・マンテーニャ）、シーズン2ではプレンティスに焦点が当てられていたが、それはたまたまスケジュールが記されたコールシートにプリントされたキャストの順番通りだったという。一番上にロッシ、二番目にプレンティスの名前があり、これはシーズン3にも当てはまるというのだ。ということは、コールシートの3番目に記載されたキャストが演じるキャラクターが、シーズン3で中心になるはず。メッサーは、その3番目の人物を明かしていないため、誰なのかは不明だ。

さらにシーズン3のスタイルについては、「シーズン1は、週替わりにモンスターが登場して、彼らが他の事と結びついているハイブリッドな感じでした。そして今シーズンは、ゴールドスターがいて、その複雑な網の目と多くの謎が絡み合い、かなり泥沼になりました。（シーズン3では）ハイブリッドバージョンに戻ります」と語ったメッサー。

「ヴォイトが収監されたとき、彼が作ったネットワークがまだ存在していたことを忘れてはいけません。ゴールドスターは単なる付加要素で、今度はヴォイトが始めたことに戻ります。その領域に戻らなければならないし、もう少しハイブリッドになるでしょう」と、シーズン3の方向性をほのめかした。ますますパワーアップしそうなシーズン3に期待したい。

『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン17は、米Paramount+にて配信中。日本ではシーズン1～16がDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）