大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のリバイバル版となる『クリミナル・マインド／FBI行動分析課：エボリューション』。新シリーズには本家からキャスト多数が復帰したが、スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーは続投しておらず、彼の不在についてショーランナーが語っている。
いつか戻って来られたら最高
シーズン1（通算シーズン16）では、本家からカムバックしていないリードとマシュー・シモンズ（ダニエル・ヘニー）の不在について、二人が特別任務にあたっているとの説明があった。
続いてシーズン2第7話「Piranha（原題）」では、ゴールドスターの謎に迫るために、エミリー・プレンティス（パジェット・ブリュースター）がジェイソン・ギデオンの妻だったジル・ギデオン博士（フェリシティ・ハフマン）を訪問した際、ジルがBAU（行動分析課チーム）のメンバーについて尋ねる展開となる。
最初、プレンティスとの面会を拒んでいたジルがドア越しに、アーロン・“ホッチ”・ホッチナーやデレク・モーガン、リードの近況について尋ね、プレンティスはホッチとモーガンはチームを去ったと返事をしたが、リードについては休暇中だと答えた。
米TV Insiderのインタビューで、「リードが休暇中」との点について質問されたショーランナーのエリカ・メッサーが、「あまり深読みしすぎないように」と警告している。
「私たちは、プレンティスがジルに何を言うかについて話し合ったと思いますが、特別任務はかなり“内密の話”だと感じました。そういうことは知る必要がある場合のみに語るべきで、ユニットやBAU、FBIなどに所属していない人に詳しいことを言うはずがありません。だから事実ではないとしても、休暇中と言っておくのが無難なように感じたんです。だけど、モーガンとホッチが去ったことは正直に言いましたが、リードは休暇中ですからね」と回答。メッサーの発言から察するところ、チームを去ったモーガンとホッチの復帰は難しいかもしれないが、リードが再登場する可能性は残っているとほのめかしているようだ。
さらにメッサーはカムバックしていない本家キャストの出演について、「まだスケジュールの調整ができていません。だから実現できることを期待しています。彼らはファミリーの一員なので、いつか戻って来られたら最高ですね」とコメントした。
シーズン2中には難しいかもしれないが、『エボリューション』はシーズン3へ更新されているため、本家シリーズからのキャストが新たに姿を見せてくれることを期待したい。
『クリミナル・マインド FBI行動分析課』シーズン17は、米Paramount+にて配信中。日本ではシーズン1～16がDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）
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Photo:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』©ABC Studios
