『シカゴ・メッド』シーズン10、キャストやストーリー展開は?

米NBCが展開する“ワン・シカゴ”ユニバースの人気医療ドラマ『シカゴ・メッド』シーズン10の放送が本国で迫っていることを受け、新シーズンのキャストやストーリー展開などについて分かっていることを紹介したい。

本シリーズは、ガフニー・シカゴ医療センターの救急室で、医師や看護師たちが繰り広げる緊迫感あふれる人間ドラマを描くシリーズ。

 

『シカゴ・メッド』シーズン10について分かっていること

シーズン10に続投するキャストは?

シーズン10にカムバックするキャストは、ベテラン組からは、同病院で管理責任者を務めるシャロン・グッドウィン役のS・エパサ・マーカーソン、救急科の主任看護師マギー・ロックウッド役を演じるマーリン・バーレット、精神科部長ダニエル・チャールズ役のオリヴァー・プラットの三人。シーズン5よりキャストに加わった、ハンナ・アッシャー役のジェシー・シュラムも復帰する。

だが、現時点でNBCはシーズン10に続投する全キャストを発表していないため、ディーン・アーチャー役のスティーヴン・ウェバーや、ミッチ・リプリー役を演じるルーク・ミッチェルのカムバックについては不明だ。

また、シーズン10からは新たに、サラ・ラモス(『一流シェフのファミリーレストラン』)、ダレン・バーネット(『私の“初めて”日記』)が参加することが決まっている。

サラは、シカゴ医療センター救急部門のケイトリン・レノックス医師役、バーネットは小児科の研修医で、ある秘密を抱えているジョン・フロスト医師役でレギュラー出演する。

シーズン10に戻って来ないキャストは?

今年5月にシーズン9の放送が終了して間もなく、シーズン5よりクロケット・マルセル役を演じてきたドミニク・レインズが、シーズン9をもって番組を卒業することが発表された。またカメラの裏では、長年にわたって共同ショーランナーを務めた、アン・フロロヴとアンディ・シュナイダーも降板することが明らかに。二人の代わりに、『CSI:科学捜査班』『13の理由』で脚本を手がけたアレン・マクドナルドが、シーズン10よりショーランナーを引き継ぐ。

シーズン10では何が起こる?

シーズン9の最終回は、クロケットが幼い患者を悲劇的に亡くし、その患者の父親が自殺したことにショックを受けたクロケットが病院を去る展開となった。グッドウィンはクロケットに必要なだけの休暇を取るよう促し、スクリーンの外で彼が病院に復帰しないことが伝えられるのではないかと予想される。一方、患者から暴行の疑いをかけられたリプリーは容疑を否定したが、この状況はハンナと芽生えつつあった関係に影響を与えることになりそうだ。

TV Insiderのインタビューでハンナ役のジェシーはシーズン10の展開について、「彼女は気を落ち着けることが出来ずに、すごく混乱しています。もっと混乱は続きますが、それが彼らにどう影響するのか、彼女がそこからどれだけのことを知ることになるのか、彼がどれだけ隠すつもりなのか、そして、それが救急科全体にどう影響するかが分かります」と、ほのめかしていた。

以前にも増して複雑な人間ドラマが繰り広げられそうな『シカゴ・メッド』シーズン10は、米NBCにて9月25日(水)より放送スタート。日本ではシーズン1~8が、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『シカゴ・メッド』© 2020 NBCUniversal Media, LLC