『FBI』と『シカゴ・メッド』の新ショーランナーが決定

先月、ヒットメイカーのディック・ウルフが手掛ける人気ドラマ、『シカゴ・メッド』『FBI:特別捜査班』のショーランナーがそれぞれ降板すると立て続けに発表されたことは当サイトでもお伝えした通り。この度、後任が決まったと米Deadlineが報じている。

『FBI』後任は『シカゴ』シリーズ経験者

『シカゴ・ファイア』のスピンオフ第2弾として、米NBCで2015年より放送されている『シカゴ・メッド』の開始当初からショーランナーを務めてきたダイアン・フロロヴとアンドリュー・シュナイダーは、今月22日(水)に最終回を迎えたシーズン9をもって降板。新シーズンからは、『CSI:科学捜査班』『13の理由』で脚本・製作総指揮を兼任し、2023年にAmazonで配信されたミステリードラマ『シェルター』ではショーランナーを務めたアレン・マクドナルドが率いることになった。

一方、米CBSにて2018年よりスタートし、その後2本のスピンオフも作られることになった『FBI:特別捜査班』も、同じく番組当初からショーランナーを務めてきたリック・アイドが、今月21日(火)に最終回が放送されたシーズン6で同職を辞すことに。その後を継ぐマイク・ワイスは、『FBI』シリーズに関わるのはこれが初めてだが、『シカゴ』シリーズの『シカゴ P.D.』のシーズン3&4で脚本・製作総指揮を担ったことがある。今年初めに米Huluで配信されたミステリードラマ『DEATH & DETAIL 事実は語る』ではクリエイター、ショーランナーを兼任するも、同作は1シーズンで打ち切られた。なお、アイドは製作総指揮として残留し、さらにウルフ作品の『LAW & ORDER』では引き続きショーランナーを務める。

2023~2024年シーズンのネットワークのドラマで最も見られた作品ランキングのトップ10に入った『シカゴ・メッド』と『FBI:特別捜査班』。前者は3月にシーズン10の制作が決まり、後者は4月にシーズン7~9と3シーズン分まとめて更新されている。

『シカゴ・メッド』シーズン1~8、『FBI:特別捜査班』シーズン1~4はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

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