『コブラ会』最終シーズンが変則的な3部構成になった理由とは?

空手を通して成長する主人公を描いた人気青春映画『ベスト・キッド』シリーズの約30年後を描く後日譚ドラマ『コブラ会』。最終章となるシーズン6は全15話の3部構成でNetflixにて配信されるが、そのスタイルを取った理由をクリエイターが説明している。

製作側にもファンにも理想的

ファイナルシーズンは、第1~5話が7月18日(木)より配信スタート。第6~10話は11月15日(金)、第11~15話は2025年のリリースを予定している。YouTubeからプラットフォームが移行し、Netflixで製作されたシーズン3~5はそれぞれ全10話が一挙に配信されていたが、なぜ最終章だけ3度に分けて配信されることになったのだろうか?

英Radio Timesのインタビューに応じた共同クリエイターのヘイデン・シュロスバーグが、まずはそれまでの全10話から全15話にボリュームアップした理由に言及。ファイナルシーズンについてNetflixと話をした際、「1シーズン、つまり10話では番組を終わらせるのに十分ではないと感じました」と回顧している。

「とはいえ20話を作るのは大変だし、リリース形態や公開の観点としては、あまり長くは待ちたくなかったんです。だから15話は、僕たちが設定した全キャラクターを描ききるために、特大シーズンとしてもピッタリの数字になりました。15話に決めた時、5話ずつ3回に分けることは理に適っていると感じたんです。なぜなら、僕たちは5話のアークで執筆してきたからです。シーズン1~5を見返してもらえれば分かりますが、第1話または第2話で起こるすべてのことが、第5話で頂点に達します。シーズン後半になると状況が変わるので、シーズン中盤の大きなフィナーレに向けて脚本を書くのに慣れていたんです」

つまり製作チームは、過去シーズンでも5話を一つの区切りとして物語を進めるアプローチを取っていたため、全15話となるファイナルシーズンを3部構成にすることは自然な流れであり、それはリリース形態にも同じことが言えるようだ。

配信するタイミングを3回に分けたことについてシュロスバーグは、「この番組の5話分は約3時間なので、ファンにとってもイッキ見するのにはちょうどいいと思ったんです。15話をイッキ見するのは無理がありますからね。だからファンは、今から2025年まで適度に間隔を空けてイッキ見ができるし、楽しみが続いて新エピソードに満足してもらえるんじゃないでしょうか」と語った。

フィナーレを目にするには2025年まで待つことになるが、シュロスバーグが述べたように、楽しみが3倍になることは間違いないだろう。

『コブラ会』ファイナルシーズン第1部は、Netflixにて7月18日(木)より配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Radio Times


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Photo:『コブラ会』© CURTIS BONDS BAKER/NETFLIX