『ウォーキング・デッド』あの惨殺シーンはやり過ぎだった!リック役アンドリュー・リンカーンが回想

大ヒットサバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』で最も物議を醸したシーンについて、リック・グライムズ役のアンドリュー・リンカーンも「やり過ぎだった」と話している。(※この記事は同作のネタバレを含みますのでご注意ください)

原作通りの描写とはいえ…

米AMCにて2010年から2022年にかけて放送され、何本ものスピンオフも製作されるほど世界中を熱狂させた『ウォーキング・デッド』。作品の性質上、残虐な場面が多い同作の中でも世間を大きく動揺させたシーンが、シーズン7第1話「惨き鉄槌」で描かれた、ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)がグレン(スティーヴン・ユァン)とエイブラハム(マイケル・カドリッツ)を殺す展開だ。

ウォーキング・デッド

特に、シーズン1から重要な役割を担ってきて人気が高かったグレンの死は、ただでさえファンにとって辛いものだった上、その描写が生々しかったことで物議を醸し、様々な批判が飛び出す事態に。本国で2016年に放送されたこのシーンについてリック役のアンドリューが振り返り、「今でも、(グレンの死は)やり過ぎだったと思う。もしかしたら時間をかけ過ぎたかも」と、英Empireに自身の見解を明かした。

このシーンの影響で一時期ファンから敵視されていたニーガン役のジェフリーについては「そうそう出会えないくらい本当にいい人で、そんな彼が一番不快なキャラクターを演じている」とコメント。「ジェフリーは現場初日にこの並外れた独白シーンをやらなければいけなかったんだけど、カメラに映らないところでみんな膝をついてむせび泣いていた。モーガンが“これって普通なのか?”って聞いてきたから、“うん、みんな続けていくだけだよ”って答えたんだ。あんな夜はなかなかないね」と当時の撮影状況を振り返っている。

ウォーキング・デッド

問題のエピソードがお披露目された際には、そのあまりにも残虐な描写だけでなく、グレンの死そのものに対しても批判が殺到。グレンの最期は原作であるグラフィックノベルと同じだったのだが、ドラマ版ではより大切なキャラクターになっていたがゆえにこうした声が上がることになった。そのインパクトの大きさを証明するように、一体誰が命を落とすのかを前シーズンからクリフハンガーで引っ張っていたこともあって同エピソードは本国で同作史上2番目に高い視聴者数(1703万人)を記録したが、以降はその数が400万人以上減少と、大幅なファン離れにつながった。

数々のスピンオフも作られている『ウォーキング・デッド』シリーズは今後も愛され続けるに違いないが、グレン最終回ほどの数字を叩き出すことはないだろう。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Empire


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Photo:『ウォーキング・デッド』© 2016-2017 AMC Film Holdings LLC. All rights reserved.