英人気SF長寿ドラマ『ドクター・フー』シーズン14第7話に、1975年に放送されたエピソードに1回のみ登場したヴィランがカムバックした。かつてドクターに倒されたはずのキャラクターが、なぜ何十年もの時を経て戻って来たのだろうか?
あのキャラが再登場!
ンクーティ・ガトワ演じる15代目ドクターが活躍するシーズン14第7話に、1975年に放送された旧シーズン13第3話「火星のピラミッド」で、初めてフィーチャーされたヴィランのステクがカムバックした。
トム・ベイカーが4代目ドクターを演じ、エリザベス・スレイデンがコンパニオンのサラ・ジェーン・スミス役に扮したエピソードで、ステクは全銀河系で崇拝されている神のような存在、“オシラン”の一員として紹介された。
このエピソードでピラミッドに閉じ込められ、火星から発信される信号によって力を奪われたステクは、考古学的な発掘のおかげで幽閉状態から脱し、人間を利用して火星に向けて発射するミサイルを作ることに成功。火星でステクと戦ったドクターは、最終的にヴィランをタイムトンネルに閉じ込め、その中でステクは何世紀にわたって年を取り、死んだものと思われていた。
(これ以降は、一部シーズン14第7話のネタバレを含みます)
では、どのようにステクは最新シーズンで復活を遂げたのだろうか? 実のところ、ステクはタイムトンネルで死んだのではなく、高密度のポリファイバーで構成されているターディスの表面に、自身の体を織り込むことで生き延びていたことが明らかになる。
昨年放送された60周年記念特別番組では、ニール・パトリック・ハリス演じるヴィランのトイメーカーも、ステクを「最も恐ろしい神」と称していた。
ドラマシリーズにおけるステクの復帰は約49年ぶりとなったが、『ドクター・フー』のコミックやオーディオ番組には登場している。
『ドクター・フー』シーズン14はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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