全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。
「オリジナル」「非オリジナル(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングにおいて、該当する週でトップ10入りを果たした作品の中から、編集部がピックアップした注目作をご紹介。
目次
配信ランキング(ニールセン調べ)
2024年4月22日(月)から4月28日(日)までの順位は以下の通り。
ドラマ(オリジナル)
- 『フォールアウト』(Prime Video/計8話)...15億3200万分
- 『私のトナカイちゃん』(Netflix/計7話)...9億1500万分
- 『デッドボーイ探偵社』(Netflix/計8話)...6億3300万分
- 『SHOGUN 将軍』(Hulu/計10話)...6億800万分
- 『The Circle アメリカ編』(Netflix/計72話)...4億4300万分
- 『ナックルズ』(Paramount+/計6話)...3億4100万分
- 『アンロックド:獄中の大実験』(Netflix/計8話)...3億2900万分
- 『スター・トレック:ディスカバリー』(Paramount+/計60話)...2億8500万分
- 『ブリジャートン家』(Netflix/計16話)...2億6400万分
- 『ゼム:ザ・スケア』(Prime Video/計8話)...2億5100万分
ドラマ(非オリジナル)
- 『ブルーイ』(Disney+/計154話)...13億4100万分
- 『グレイズ・アナトミー』(Hulu/Netflix/計426話)...11億8100万分
- 『ファミリー・ガイ』(Hulu/計430話)...9億7300万分
- 『レジデント 型破りな天才研修医』(Hulu/Netflix/計103話)...7億6000万分
- 『ホワイトカラー』(Hulu/Netflix/計83話)...7億1700万分
- 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix/Paramount+/計466話)...6億9300万分
- 『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(Hulu/Paramount+/計339話)...6億3700万分
- 『Black Sails/ブラック・セイルズ』(Netflix/Starz/計38話)...6億2900万分
- 『ヤング・シェルドン』(Max/Netflix/計136話)...6億1300万分
- 『キリング・イヴ』(Netflix/計32話)...6億900万分
映画
- 『恋するプリテンダー』(Netflix)...7億7300万分
- 『REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者』(Netflix)...4億7000万分
- 『ドリームプラン』(Max/Netflix)...3億3600万分
- 『ウィッシュ』(Disney+)...2億5400万分
- 『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』(Netflix)...2億5400万分
- 『モアナと伝説の海』(Disney+)...2億4800万分
- 『ラスト・クリーク』(Netflix)...2億3500万分
- 『FLY!/フライ!』(Peacock)...2億3300万分
- 『ウッディー・ウッドペッカー サマーキャンプ』(Netflix)...2億1500万分
- 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(Netflix)...2億1500万分
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。
【海外ドラマ(オリジナル)】『フォールアウト』が三週連続トップ
配信開始から爆発的な人気を博している『フォールアウト』が三週連続で1位をキープ。総視聴時間は週ごとに減ってきているものの、話数の多い作品が有利なニールセンランキングにおいて全8話の同作が1位を獲得していることから、その人気ぶりがうかがえる。
3位は4月25日(木)に配信開始となったNetflixオリジナル『デッドボーイ探偵社』。同名のDCコミックを原作としており、幽霊のエドウィンとチャールズが“デッドボーイ探偵社”として超常的な事件を解決していく様子が描かれる。『サンドマン』と世界観を共有しているほか、『ドゥーム・パトロール』にも登場していたキャラクターに主軸が置かれている(※『ドゥーム・パトロール』登場時は別キャストが演じている)。
また、幽霊が主人公で不可解な出来事が次々に起こる本作には天使や魔物が数多く登場し、超常現象が大々的にフィーチャーされた『スーパーナチュラル』との共通点を指摘する声も多い。それだけでなく、クリエイターを務めるスティーヴ・ヨッキーは『スーパーナチュラル』で3シーズンにわたってプロデューサーを務めたという繋がりも。これについて、ヨッキー本人もある程度の関連性を認めているようだ。
10位には4月25日(木)にAmazon Primeにて独占配信開始の『ゼム:ザ・スケア』が登場。2021年に配信され絶賛された『THEM』シリーズが待望のカムバックとなった。
1991年、児童養護ホームで刑事さえも震え上がらせる陰惨な里親殺しが発生。ロス市警殺人課の巡査部長ドーン・リーヴが捜査に乗り出すが、事件は連続殺人へと発展する。混乱に陥った街で差別や偏見にさらされながら、ドーンはこの異様な事件の犯人を突き止めようと奔走。しかし真相に近づくにつれ、不吉で邪悪な何かがドーンと彼女の家族に迫り始める。
【海外ドラマ(非オリジナル)】米Netflixで配信開始の『ホワイトカラー』が浮上
トップ10のうち8作品は前週と同じラインナップに。今週新たにランクインしたのは以下の二作品だ。
天才詐欺師のニールとFBI捜査官のピーターがコンビを組み、ニューヨークで起きる知的犯罪の数々に立ち向かう犯罪捜査ドラマ『ホワイトカラー』が5位に浮上。アメリカでは4月よりNetflixでの配信が始まり、それを受けて視聴数を伸ばしているものとみられる。
もう一作は『トランスフォーマー』シリーズや『アルマゲドン』など数多くの大ヒット映画を手掛けたマイケル・ベイ監督が製作総指揮を務めた『Black Sails/ブラック・セイルズ』で、8位につけている。同作は、世界的に有名な人気冒険小説「宝島」の20年前を舞台にしたオリジナルストーリーの海賊アドベンチャー。2014年に全米でシリーズ1が配信されるやいなや瞬く間に評判となり、2014年のエミー賞では視覚効果賞と音響編集賞の2冠に輝いた。
【映画】シドニー・スウィーニー主演の新作ラブコメが大好評
映画部門1位に輝いたのは、日本でも5月10日(金)より全国公開となったばかりの『恋するプリテンダー』。海外ドラマファンにとっては『ユーフォリア/EUPHORIA』でお馴染みのシドニー・スウィーニーと、『トップガン マーヴェリック』ハングマン役を演じて一躍大ブレイクを果たしたグレン・パウエルが、王道ラブコメを繰り広げる。
全世界興行収入は2.16億ドル越え(=約327億円 ※3/25時点レート 1ドル151円)を記録しており、これは『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(2016)、『クレイジー・リッチ!』(2018)以来の“2億ドルの大台突破”という快挙を達成。各レビューサイトでも好評を博している。
3位は、ウィル・スミス主演の『ドリームプラン』。世界最強のテニスプレーヤーとも称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹と彼女たちを育て上げた父親の実話に基づくストーリーが語られる。
二人の娘を世界最強のテニスプレイヤーに育てるという夢を持つ破天荒な父親リチャード。テニス未経験の彼は、娘たちが生まれる前から常識破りの計画=“ドリームプラン”を独学で作成。その無謀なプランと娘たちの可能性を信じ続けた父は、どうやって二人の世界チャンピオンを誕生させたのか?
(海外ドラマNAVI)
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