フランケンシュタインの怪物らが登場するホラーコメディ『マンスターズ』がリブート!

ユニバーサル・スタジオ・グループが、1960年代に放送されたホラーコメディドラマ『マンスターズ』のリブートを発表し、1970年代の映画『カー・ウォッシュ』のドラマ版も製作されることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

ユニバーサル・モンスターバースの新作

米CBSにて1964年から2シーズンにわたって放送された『マンスターズ』は、フランケンシュタイン博士の怪物である父ハーマンと、吸血鬼である母リリー、リリーの父で同じく吸血鬼の祖父、狼男の息子エディ、そして唯一普通の人間の姪っ子マリリンの5人が、自分らしさを失わずに人間の世界で生活しようと奮闘する様をコメディタッチで描くシリーズ。

リブート版は、一家が暮らす家の住所、モッキンバード・レーン1313番地にちなんで『1313(原題)』と題されており、映画『ザ・マミー』シリーズや『透明人間』『魔人ドラキュラ』をはじめ、数多くのモンスター映画を生み出したユニバーサル・モンスターバースの中で息づいていると紹介されている。

クリエイターを務めるのは、DC映画『アクアマン』シリーズの監督で知られ、ホラー映画も数多く手掛けているジェームズ・ワン、『シエラ・バージェスはルーザー』のリンジー・アンダーソン・ビア、『マリグナント 狂暴な悪夢』のイングリット・ビス。ビアがショーランナー・製作総指揮を兼任し、ワンと『M3GAN/ミーガン』のマイケル・クリアー、『Swamp Thing(原題)』のロブ・ハケットが製作総指揮を担う。現時点でキャスティングは発表されていない。

対して、1976年の映画『カー・ウォッシュ』は、ロサンゼルスの洗車場を舞台に、人種が多様なひと癖もふた癖もあるおかしな従業員と、風変わりな客たちの交流をユーモアたっぷりに綴ったコメディ。

そのドラマ版はワシントンD.C.が舞台となり、「移民一家の父と息子、そして従業員たちとの間で繰り広げられる世代と文化の違いの衝突にフォーカスする」という。

米Maxのアニメシリーズ『そんな感じ』でペンを執ったオペイェ・オラグバジュが脚本・製作総指揮を担い、『ハーレム』のマルコム・D・リー、『ボクシング・デー』のドミニク・テルソンも製作総指揮に名を連ねる。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety