世界最強の姉妹を育てた破天荒な父親の<驚きの実話>を描く、ウィル・スミス出演の最新作『ドリームプラン』。本作で伝説的な超ポジティブなテニス・アカデミー指導者リック・メイシーを演じたジョン・バーンサル(『ウォーキング・デッド』)が出演を決めた理由を明かした。
<『ドリームプラン』ストーリー>
二人の娘ビーナスとセリーナを世界最強のテニスプレーヤーに育てる夢を持つ破天荒な父親リチャード(ウィル・スミス)。テニス未経験の彼は、姉妹が生まれる前から常識破りの「計画=ドリームプラン」を独学で作成していた。その無謀なプランと娘たちの可能性を信じ続けた父は、どうやって二人の世界チャンピオンを誕生させたのか―。
通常、プロを夢見る少年少女たちは、高額のレッスン代を払ってコーチの指導を受け、技術や精神力を磨いていく。しかし、選手としての特別な素質があれば話は別だ。将来性があると見込んだ指導者たちは、レッスンを無償で引き受け、生活の面倒まで見てくれることもある。
コーチ探しに懸命なリチャードは、練習する姉妹をビデオで撮影して指導者にプレゼンを続けるがなかなか決まらない。しかし、二人の実力をダイレクトに伝え、ウィリアムズ一家は見事最初のコーチ、ポール・コーエン(トニー・ゴールドウィン)を得た。めきめきとスキルアップしたビーナスはジュニア戦に参戦、快進撃を続けていく。そして、2番目のコーチへの父リチャードのプレゼンが開始されることになるのだが...。
その二人目のコーチ、伝説的な超ポジティブなテニス・アカデミーの指導者リック・メイシーを演じているのがジョン・バーンサル。『ウォーキング・デッド』のシェーン役や、『Marvel パニッシャー』の主人公パニッシャーことフランク・キャッスル役で海外ドラマファンにはお馴染みの俳優だ。
ジョンは「僕自身もスポーツ選手の親として、このテーマは僕にとって身近で大切なものなんだ。だから、子どもとスポーツ、父親としての立場、プレッシャーといったテーマについて、監督のレイ(レイナルド・マーカス・グリーン)と僕は最初から意気投合した」と語る。
また、「父親であること以上に重要な仕事はない。それが僕の人生の要。そして、若いアスリートを育てるには、何がベストな進め方なのかを常に考えなければいけない。スポーツは子どもたちが人生の教訓を学び、深く意味のある人間関係を築き、世界を知るためのすばらしい機会を与えてくれるんだ」と、父親の存在の重要性が子どもたちの未来への可能性の扉を開くと話す。
そして、「リックのアカデミーはとても家族的な場所だ。彼は4歳から20歳までのそこにいるすべての人に対して愛情をもっている。僕はリチャードと同様に、リックを異端者であり独自のユニークな存在でもあるキャラクターにしたかった。僕にとってこの作品は、父性について考えさせるものであって、また、決して諦めず、揺らぐことなく独自の子育てを続けてきた男の物語なんだ。それをとても美しいと感じたよ。そしてこの作品には是が非でも参加したいと思った」と、『ドリームプラン』の出演を快諾した理由を打ち明けている。
コメントと共に今回解禁された場面写真は、髪型や髭まで当時のリック・メイシーそのままの姿でコーチになりきっており、すでにファンの間でその再現度が話題になっているほど。
「リックは二人の少女たちだけでなく、その家族にも信じられないほどの特別なものがあることに気づいていた。それは、彼らの気概、決意、労働意欲、そしてお互いへの愛情だ」
プロを目指す誰もが憧れるテニス・アカデミーの名コーチであるリックだが、ウィル・スミスが演じる破天荒な父親リチャードに翻弄され続けることになる。父リチャードと名コーチ、リックが見守る先で、ビーナスとセリーナはどんな成長を遂げるのか―。映画『ドリームプラン』は、2月23日(水・祝)より全国ロードショー。
(海外ドラマNAVI)
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