『プリズン・ブレイク』サラ役キャスト、共演者からの差別を告白「顔に唾を吐かれた…」

2005年から2017年まで計5シーズン放送され、全世界が熱狂した米FOXの大ヒット脱獄ドラマ『プリズン・ブレイク』。同シリーズで刑務所の医師サラ役を演じたサラ・ウェイン・キャリーズが撮影中に経験した女性差別について告白した。

『プリズン・ブレイク』キャスト2人、同作を回想するポッドキャスト番組をスタート

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顔に唾を吐かれた…

サラは、5月20日に配信されたレイチェル・ビルソン（『The O.C.』）とオリビア・アレンのポッドキャスト番組『Broad Ideas（原題）』に登場。

そこでサラは、『プリズン・ブレイク』の撮影当時は「女性嫌悪・差別が横行していた」と話し、セットで共演者から受けた悲惨な出来事を告白した。「『プリズン・ブレイク』で共演していたある俳優が、私の顔に唾を吐いたことがあるの。私は"なんなの!?"って感じでした」

続けて、「夜に帰宅して夫に話すと、彼が相手を病院送りにしないように1時間以上かけて説得しなければならないこともありました」と、夫も激怒するような内容だったことを打ち明けた。

また、サラはこの人物が誰だったのかは話していないが、ケラーマン捜査官役のポール・アデルスタインとともに『プリズン・ブレイク』を回想する自身のポッドキャスト番組にて、この一件について「今後いつかこのことについて話す」ことを約束した。

さらに、「一部の男性たちは本当に素晴らしくて、ジェントルマン」だったこと、「撮影中のほとんどは素晴らしい体験で、生涯の友達もできた」と前置きしたうえで、その当時は上記のような差別的な経験を「見る準備ができていなかった」と話す。

「“私は彼らに何をさせてしまったんだろう”、“私は彼らに何を言わせてしまったんだろう”、“私は何を我慢しているのだろう”という悪いスパイラルに陥りたくなかったんです」と、当時を振り返っての思いを明かした。

2023年末には、『プリズン・ブレイク』シリーズの世界を舞台にした新たなスピンオフ作品が開発中だと報じられたが、現時点で、オリジナルシリーズのキャラクターは登場しない見込みだ。

『プリズン・ブレイク』全5シーズンは、Disney+、Huluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

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