『ウォーキング・デッド』ノーマン・リーダスの新プロジェクトがスタート!

『ウォーキング・デッド』フランチャイズのダリル・ディクソン役でおなじみのノーマン・リーダス。彼の製作会社Bigbaldhead Productionsが、米出版社Blackstoneとタッグを組んで注目作家の小説を出版することが明らかとなった。

読んですぐさま作品に惚れ込み…

俳優だけでなくモデル・写真家・彫刻家など数多くの顔を持つノーマンに、出版者の肩書も加わることに。

米Deadlineによると、Bigbaldhead ProductionsとBlackstoneは、ブラム・ストーカー賞ノミネート経験のある作家エリック・ラロッカの新作小説「At Dark, I Become Loathsome(原題)」を2025年1月28日に出版する予定だという。ホラー/ダーク・フィクションに分類されるこの小説では、喪失や悲しみ、儀式や啓示の物語が綴られる。

ノーマンは初プロジェクトについて、「エリックの作品で自分が一番気に入っている要素の一つが、ダークな詩的さとヒッチコックの雰囲気です。エリックのような作品を書いている作家はほかにいないと思います。エリックの小説を読んだ瞬間から、彼の作品を自分の出版デビュー作にしたいと思いました。結果的に、小説の表紙がうまく仕上がりました。皆さんに読んでもらえるのが待ちきれません」と語った。

続いてラロッカはノーマンとのタッグについて、こう感謝の意を述べている。「ノーマン・リーダスとBlackstone出版社と提携し、ノーマンの新しい出版物として最初の作品になれたことを光栄に思っています。『At Dark, I Become Loathsome』の恐ろしい世界は、数年前から自分の頭の中で構想されていましたし、この物語を読者と共有したいと思っていました。この本はトラウマや悲しみ、執着などのテーマが中心なので、このような奇妙で殺伐とした小説が、ノーマンの出版物という愛すべき居場所を見つけられたことにワクワクしています」

ラロッカの小説は日本語の翻訳版が出版されていないため、「At Dark, I Become Loathsome」の翻訳版が読める日まで、しばらく時間がかかりそうだ。

なおノーマンには、新しいプロジェクトが続々と待機中。『ウォーキング・デッド』の放送終了後に主演するスピンオフドラマ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』は、すでにシーズン2へ更新されている。そのほかにも、ショーン・パトリック・フラナリー(『インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険』)共演の映画『処刑人』シリーズ第3作の製作が発表され、『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『Ballerina(原題)』にも出演。ノーマンをモデルにしたキャラクターを主人公にした人気ビデオゲーム『DEATH STRANDING』の続編『Death Stranding 2: On the Beach』のリリースも控えている。

『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』シーズン1はU-NEXTにて配信中。そのほかにもリック&ミショーンが主役の『ウォーキング・デッド:ザ・ワンズ・フー・リブ』、マギー&ニーガンが主役の『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』『テイルズ・オブ・ザ・ウォーキング・デッド』も配信されている。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『ウォーキング・デッド』© AMC Film Holdings LLC.