米ABCの大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』は先日シーズン21へと更新され、ドラマ史上最長寿の医療ドラマという記録を自ら塗り替えているが、長年にわたって出演しているおなじみのキャストたちが番組を去る可能性があるようだ。
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キャストの降板に対する番組側の最悪の対応【4選】
TVシリーズは長く続けば続くほど、出演俳優の降板を避けられな …
オリジナルキャスト含む6人も契約満了
米TV Lineによると、シーズン21に向け、オリジナルキャストのチャンドラ・ウィルソン(ミランダ・ベイリー役)とジェームズ・ピッケンズ・Jr(リチャード・ウェーバー役)、長年にわたって出演しているケヴィン・マクキッド(オーウェン・ハント役)、キム・レイヴァー(テディ・アルトマン役)、カテリーナ・スコーソン(アメリア・シェパード役)、カミーラ・ラディントン(ジョー・ウィルソン役)が、新たに出演契約を結ぶ必要があるという。
再契約の際には、出演料の交渉でスタジオと嚙み合わずにキャストが降板…というケースが珍しくないため、契約更新を機に何人かのキャストがシリーズを卒業する可能性は少なからずありそうだ。
過去のインタビューで、「私は最後のエピソード、最後の日、最後のシーンまでそこにいられるよう、自分自身に挑んでいます」と語り、製作総指揮も兼任しているベイリー役のチャンドラは、シーズン21へ続投するものと考えて良さそう。またウェーバー役のジェームズも、「スタジオは、おそらく私を車椅子で送り出すことになるでしょう」とコメントし、立てなくなるほど歳を取るまで番組に残ると示唆していたことから、引き続いての出演が見込まれている。
なお、シーズン19途中でレギュラーから降板した主人公メレディス・グレイ役のエレン・ポンピオは、シーズン20で引き続きナレーションを担当するほか、ゲストとして数話に出演して製作総指揮も務めているため、シーズン21でも同様のキャパシティでの参加を維持していくと見られている。
果たして、シーズン21でもおなじみのキャストの顔を拝めるのか、もしくは別れを告げなければならないのか、出演契約の更新ニュースに注目しておきたい。
『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米TV Line