英BBC『ドクター・フー』がディズニーと契約した理由とは?名クリエイターが語る

『ドクター・フー』を手掛けるクリエイター、ラッセル・T・デイヴィースが、Disney+(ディズニープラス)との契約の理由について語ったとDeadlineが伝えている。

BBCの終焉に準備しておかないと…

1963年に誕生して以来、英国のみならず世界中で熱狂的な人気を誇るBBCの『ドクター・フー』。1989年に一旦終了したが、2005年にデイヴィースの手によって再開。昨年末には60周年を記念したスペシャル版が製作され、Disney+で配信された。

ポッドキャスト番組『They Like to Watch(原題)』に出演したデイヴィースはなぜDisney+と手を組むことになったのか、その理由を説明。

「すでに取材の中で『ドクター・フー』は共同製作になる必要があると考えていることを話してきたけど、BBCはそれに資金提供をするわけがない」「それにBBCの終焉を長い目で見ないといけないけれど、BBCはどういうわけか間違いなく、何らかの形で終焉を迎えようとしている。その時『ドクター・フー』はどうする?備えておかないと」と話し、作品には追加の資金とパートナーが必要であると話した。

英政府批判も

『IT'S A SIN 哀しみの天使たち』『2034 今そこにある未来』などを手掛けてきたデイヴィースは何十年にもわたってBBCを熱烈に支持しており、BBCの予算を滞らせている政府のやり方をしばしば批判することも。そんな彼でもBBCの将来には悲観的な展望を抱かずにいられないようだ。

今回Disney+との契約を通じて多額の資金を得ることができた『ドクター・フー』。これによって『ダーク・マテリアルズ』の製作会社Bad Wolfを共同プロデューサーとして参加させることが可能に。これはデイヴィースがショーランナーとしてカムバックを果たす前に定めた条件だった。この事例は「第三者の資金を通して、イギリスの視聴者のためのコンテンツを守りながらより価値のあるものを届けることに取り組めるいい例になる」とデイヴィースは話している。

『セックス・エデュケーション』のンクーティ・ガトワを新ドクターに迎えた新シーズンは2024年5月11日からDisney+にて世界同時配信予定。(海外ドラマNAVI)

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