『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン3、ニコール・キッドマンの娘のおかげで実現?

米HBOの人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』でセレステ・ライトを演じたニコール・キッドマンが、以前に「シーズン3が進行中」だと明かしていたが、どうやらニコールの娘が一役買っていたようだ。

仲間の死でストップかと思われたが…

リアン・モリアーティの同名ベストセラー小説をドラマ化したシリーズは、4人のママ友たちの完璧に思えた人生が、ある殺人事件によって崩れてゆく過程がサスペンスタッチで描かれる。

2017年に全7話のリミテッドシリーズとして制作され、エミー賞やゴールデン・グローブ賞で多くの賞を手にすると、2年後にはシーズン2が制作された。そしてシーズン3も進められていたが、シーズン1~2の監督・製作総指揮を務めていたジャン=マルク・ヴァレが2021年末に他界。彼がいなくなったことでシリーズ継続は無理かとも考えられたが、2023年11月にニコールがシーズン3は依然として進められていると述べている

豪VOGUE誌のインタビューでニコールは、15歳の娘サンデーちゃんと一緒に『ビッグ・リトル・ライズ』を観賞したと明かし、「娘は物事や人生についてかなりよく理解しているので、(物語を)手取り足取り説明する必要はありませんでした」と話している。とはいえ、ティーンエイジャーにとって際どいシーンでは、ニコールがサンデーちゃんの目を覆ったんだとか。

そしてニコールは、すっかり同作に夢中になったサンデーちゃんの最初のリアクションにも言及。「娘は、“議論の余地はないし、シーズン3を実現しなくちゃダメだよ。言い訳にはウンザリ。堂々巡りはやめて、やり遂げないと”と言っていました。“もういいから、やっちゃいなよ”と言ってくれるティーンエイジャーが必要だなんて」とも述べた。

サンデーちゃんの喝は相当効き目があったようで、ニコールとともに製作総指揮を務め、マデリン・マーサ・マッケンジーを演じるリース・ウィザースプーンも今年初めに開催された第81回ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで、「ニコールとシーズン3に向けて積極的に取り組んでいる」と話していた

現時点でHBOはシーズン3を正式に発表していないが、ニコールとリースは5分の距離に住んでいるため、仕事以外でも一緒に過ごすことが多く、シーズン3について「あれもできる、これもできる!」と話し合っているのだという。「すでに“電車”は“駅”を出た」と表現し、新シーズンの制作が動き出したことをほのめかしていた。

ひとまず、HBOの正式発表を待ちたい。『ビッグ・リトル・ライズ』シーズン1~2はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:豪VOGUE誌

Photo:『ビッグ・リトル・ライズ』© 2017 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related service marks are the property of Home Box Office, Inc.