マーベルの新たな主人公エコーは一体何者!? “ヴィラン”と言われる彼女の素顔とは?

破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが新たに贈るドラマシリーズ『エコー』がDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。“エコー”ことマヤ・ロペスは、ドラマシリーズ『ホークアイ』で初登場した新キャラクター。裏社会の犯罪王の元で働いていた過去があったり、アベンジャーズメンバーのホークアイを“父を殺した敵”と憎み殺そうと襲い掛かったりと…悪事に手を染めていたことから“犯罪者”、“ヴィラン”とも呼ばれている。そんなエコーについて、主演を務めたアラクア・コックスは「彼女は多くのトラウマを抱えているのよ」と語り、想像とは裏腹に心の内に後悔や葛藤を抱えている彼女の素顔を明かした。

『エコー』主人公の素顔

物語の主人公は、父親に大切に育てられ、裏社会の犯罪王・キングピンからも寵愛を受けながら育った、耳の聞こえない少女マヤ。数年後、成長したマヤは父親と同じくマフィアの一員になっていた。ある日、マヤは覆面姿の男に父が襲撃されるのを目撃。その男こそ、アベンジャーズメンバーのホークアイだった。しかし、戦いが終わる間際に、父親を殺すよう仕向けた黒幕がキングピンであるという衝撃の事実を知る。憤り、怒る彼女は“エコー”としてキングピンと対峙することに―。キングピン役のヴィンセント・ドノフリオが「彼女は犯罪者でとても危険な人間だった」と語るように、エコーは鋭い観察眼と高い機動力で自分より身体の大きい相手を一瞬でなぎ倒す強さを誇っている。

一見悪者にも見えるが、主演のアラクアは「マヤは、多くのトラウマを抱えているのよ。彼女には血のつながった家族と養子の家族と2つの異なる家族がいるの。そして彼女は養子の家族(キングピン)に裏切られる。だから彼女は実の家族と再会し、家族の本当の意味を見つけなければならない。私はマヤと心を通わせて、彼女にはトラウマがあり、大勢の悪者たちに囲まれていることを忘れないようにしないといけなかったのよ」と、エコーには悪事に手を染める理由があることを明かした。

作中でも、父親を亡くし信頼する相手からの裏切りを経験したエコーの葛藤が垣間見えるが、監督を務めたシドニー・フリーランドはそんな彼女の素顔を描きたかったのだという。「この物語の最もエキサイティングな点のひとつは、彼女がヴィランであるということなの。“優れたヴィランは誰もが自分は正しいことをしていると思っている”ということよ。だから私にとってこのキャラクターで人間のグレーな部分を掘り下げることが出来るのはとても刺激的だったわ。それだけでマヤは際立っている」とフリーランド監督は語った。エコーの内面や成長がより深くドラマティックに描かれることは間違いないが、一体どんな物語を魅せてくれるのか?バイオレンスにあふれた過激な世界に足を踏み入れたエコーなりの“正義”を是非その目で確かめてほしい。

本作でエコーは、自身のルーツや、残忍な悪事を尽くしたNYでの過去にも向き合っていくことになる。悪事だらけの暗い過去を抱えたエコーの“強烈”な人間ドラマがすべての常識を破壊する―。最新ドラマシリーズ『エコー』はディズニープラスにて〈全5話〉独占配信中。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『エコー』ディズニープラスにて独占配信中©2024 Marvel