【スターチャンネルEXランキング】英国TV史に残る“わきまえない女”を描いた伝記ドラマ『NOLLY　ソープオペラの女王』が初登場！（12月25日更新）

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、2023年12月に最も多く視聴された番組のランキングを発表！　独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック！

『NOLLY ソープオペラの女王』主演、ヘレナ・ボナム・カーターのインタビュー公開！

イギリスで1964年から4,500話以上に渡って放送され、全盛期は約1,500万人の視聴者を誇った伝説の連続テレビドラマ（ソープオペラ）『クロスローズ』のメグ役として、お茶の間で最も愛された女優“ノリー”ことノエル・ゴードンの突然の降板劇を描く伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』が12月1日...

スターチャンネルEXランキング

＜ドラマ＞

1．GCHQ：英国サイバー諜報局　↑
2．なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？　↓
3．謎の円盤UFO（吹替版）↓
4．ハンニバル（字幕版）↓
5．ノーマル・ピープル（字幕版）↑
6．ステージド　→
7．サンダーバード［HD完全版］（吹替版）↓
8．キリング・イヴ／KILLING EVE　↓
9．NOLLY　ソープオペラの女王　NEW
10．インベスティゲーション（字幕版）→

＜映画＞

1．アド・アストラ　NEW
2．エマニエル夫人（吹替版）木曜洋画劇場版　→
3．キル・ビル　Vol．1　↓
4．ラブ・アクチュアリー　↑
5．さよならエマニエル夫人（吹替版）木曜洋画劇場版　→
6．キル・ビル　Vol．2　↓
7．警官の血（字幕／吹替版）NEW
8．〈4Kレストア版〉ラストエンペラー［劇場公開版］（字幕版）
9．ライダーズ・オブ・ジャスティス（吹替版）
10．ティル・デス（字幕版）NEW

海外ドラマで1位に輝いたのは『GCHQ：英国サイバー諜報局』。前月4位だったが、初登場した7月以来のトップに返り咲き、根強い人気を証明してみせた。2022年6月に本国イギリスで解禁された本作は、2024年の総選挙を前にしたサイバー攻撃を描く。ごく近い未来として描かれていた作品を設定と同じ年に見ると、また一味違う楽しみ方ができるはず。

多くの賞を手にした歴史ドラマ『ウルフ・ホール』のピーター・コズミンスキーが監督、脚本、製作総指揮を務める本作にはイギリスを代表する俳優のサイモン・ペッグとマーク・ライランスも出演。主演には2020年にデビューしたばかりの新鋭ハナー・ハリーク＝ブラウンが抜擢されたことでも話題を呼んだ。

ロシアからのサイバー攻撃と闘うことになるコンピューターサイエンスを学ぶ学生サーラを演じたハナーは本作でのブレイク後、社会現象を巻き起こした大ヒット映画『バービー』やリリー・ジェームズ主演映画『きっと、それは愛じゃない』などに立て続けに出演。さらにコズミンスキーが企画している『ウルフ・ホール』の続編にも出演予定で、今後さらなる活躍が期待されている。この続編シリーズにはマークが主演として戻ってくるとのことなので、ハナーとの再共演が見られるかもしれない。

12月1日から独占日本初配信が始まったばかりの『NOLLY　ソープオペラの女王』も、初登場で9位にランクインする好発進。英国TV史に残る俳優ノリーことノエル・ゴードンの半生を描く伝記ドラマで、2度アカデミー賞にノミネートされたヘレナ・ボナム・カーターがノリーに扮する。実はこのノリー、1960年代から1980年代にかけて4500話以上にわたって放送された『クロスローズ』の主演として「ソープオペラの女王」の称号を持つだけでなく、女性として世界で初めてカラーテレビに登場したり英国首相にインタビューしたりと、数々の偉業を成し遂げてきた英国TV界のパイオニア的存在なんだとか。本作では、そんな大女優ノリーがTV局経営陣に真っ向から反旗を翻し、"わきまえない女"として闘う姿が注目ポイントだ。

そんな偉人のシリーズ化を率いたのは『ドクター・フー』のラッセル・T・デイヴィス。『ドクター・フー』復活の立役者として知られ、最近では『2034　今そこにある未来』も話題を呼んだ彼が、『IT'S A SIN　哀しみの天使たち』のチームと再タッグを組んで製作。ゲイであることを公言しているデイヴィスといえば、LGBTQにスポットライトを当てたストーリーも強み。本作でも、LGBTQコミュニティと強い絆がありアイコン的な存在でもあったノリーの一面を描いている。

映画では、これまで3ヵ月連続で1位をキープしていた『キル・ビル　Vol．1』から『アド・アストラ』が首位奪取！　ブラッド・ピット主演のSFドラマがトップを独走する結果に。2019年に公開された本作はブラピ演じる主人公のロイが太陽系の彼方で行方不明になった宇宙飛行士の父を救出するべく、宇宙へ旅立つ壮大なストーリー。父親役にトミー・リー・ジョーンズ、恋人役にリヴ・タイラーと、SFファンにお馴染みのキャストも集う。戦争映画『ダンケルク』でアカデミー賞撮影賞にノミネートされたホイテ・ヴァン・ホイテマが、CGIにあまり頼らず小道具を使用して宇宙船の外観を撮るなど、こだわりの詰まった映像美にも注目だ。

同じく初登場の『警官の血』は7位。佐々木譲の同名小説を韓国で映画化した極上のクライムサスペンスで、『お嬢さん』のチョ・ジヌンと『パラサイト　半地下の家族』のチェ・ウシクが違法捜査を繰り返す刑事と、彼を内偵する新人刑事を演じている。本国興行収入ランキング初登場第1位を記録した話題作の演技合戦、手に汗握るアクション、予想不能な展開の先にある衝撃のクライマックスに注目だ。

そして10位とギリギリでトップ10入りしたもう一つの初登場作品は、『ティル・デス』。『トランスフォーマー』のミーガン・フォックスが夫の遺体と手錠で繋がれたヒロインに扮するシチュエーションスリラーだ。

さらに、先日の東京コミコンでも話題をさらったマッツ・ミケルセンが主演する『ライダーズ・オブ・ジャスティス』が9位にランクイン。マッツパネルが用意されたスターチャンネルブースも大きな盛り上がりを見せるなど、改めてマッツの人気の強さを再確認することになった今回の来日。次はいつ会えるのか期待を抱きつつ、マッツ出演作を再び味わってみては？

（KanaKo）