【スターチャンネルEXランキング】サイモン・ペッグ出演スパイドラマ『GCHQ:英国サイバー諜報局』がぶっちぎりトップ!(7月24日更新)

動画配信サービス「スターチャンネルEX」で、7月に最も多く視聴された番組のランキングを発表! 独占作品を中心に日本初上陸の最新海外ドラマとスターチャンネルの厳選・激レア映画が揃う中、トップ10にランクインしたのはどの作品か。ドラマ部門と映画部門に分けてチェック!

<ドラマ>

1.GCHQ:英国サイバー諜報局 NEW
2.ハンニバル(字幕版)↑
3.ノーマル・ピープル
4.ザ・キャプチャー 歪められた真実2 ↓
5.ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと(字幕版)↑
6.ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え! ↓
7.謎の円盤UFO(吹替版)↑
8.なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? NEW
9.インベスティゲーション(字幕版)↓
10.僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE(字幕版)

<映画>

1.死刑にいたる病 →
2.新しき世界(字幕版)↑
3.哭悲/THE SADNESS(字幕版)↑
4.ラストエンペラー[オリジナル全長版](字幕版)↓
5.マッド・ナース[R15+指定版](字幕版)
6.ジャンゴ 繋がれざる者(字幕版)
7.ロング・グッドバイ
8.メカニック(吹替版)↓
9.ただ悪より救いたまえ(字幕版)
10.ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(字幕版)

海外ドラマ部門で、マッツ・ミケルセン主演の人気シリーズ『ハンニバル』にほぼダブルスコアの大差をつけて初登場1位を獲得したのは最先端スパイシリーズ『GCHQ:英国サイバー諜報局』『ハリー・パーマー 国際諜報局』や『ジ・アメリカンズ』など人気の高いスパイものだが、本作ではGCHQ(政府通信本部)を舞台にロシアから仕掛けられたサイバー攻撃とのサスペンスフルな攻防戦を描く。

『レディ・プレイヤー1』で共演したサイモン・ペッグとマーク・ライランスが再共演。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の出演も話題のサイモンは、現場からの信頼も厚いGCHQ作戦本部長ダニーを演じている。さらに『ザ・クラウン』のアレックス・ジェニングスや『ステージド』シリーズのエイドリアン・レスター、『タイラー・レイク -命の奪還-2』で注目を浴びたティナティン・ダラキシュヴィリなど話題の俳優が勢揃い。本作で主演に抜擢された新人女優ハナー・ハリーク=ブラウンを支えている。

『GCHQ:英国サイバー諜報局』

『GCHQ:英国サイバー諜報局』でのマーク・ライランス

 

製作・監督・脚本を務めるピーター・コズミンスキーは期待の新星と経験豊かなベテランが混合したキャスティングが実現した背景について「新型コロナの影響で、すべてのキャスティングがZOOMを通して行われたんだけど、それは僕にとってとても不思議な体験だった」「とても優れたキャスティングディレクターの助けもあって、素晴らしい仕事をするキャストたちを集められたと思う」と話し、自信を覗かせている。

3位には、6月20日から配信されている『ノーマル・ピープル』がランクイン。世界40言語以上で翻訳された大ヒット小説を映像化するにあたり、主人公のマリアンとコネルの役に抜擢されたのは、イギリスを代表する次世代俳優のデイジー・エドガー=ジョーンズとポール・メスカル。ポールは劇場公開映画『aftersun/アフターサン』でも注目を集め、日本での知名度が急上昇中。デイジーもアンドリュー・ガーフィールド主演の社会派ドラマ『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』やセバスチャン・スタン出演のホラーコメディ『フレッシュ』に出演し、昨年には『ザリガニの鳴くところ』で初主演を果たした。待機作も4本控えており、今後ますます存在感を発揮すること間違いなし。キャリア初期の活躍はぜひとも押さえておきたい。

ノーマル・ピープル

『ノーマル・ピープル』

 

新作では、7月14日に配信開始したばかりの『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』も破竹の勢いでランクイン。“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの人気作を『Dr.HOUSE』のヒュー・ローリーがドラマ化した本作では、『一流シェフのファミリーレストラン』出演も話題のウィル・ポールターが『ボヘミアン・ラプソディ』のルーシー・ボイントンと共演。ルーシーがクリスティー作品に出演するのは『オリエント急行殺人事件』に続き2回目。『ハリー・パーマー』でも見せたようなクラシカルなレディルックがお似合いで、目が釘付けになってしまう。全3話と短くイッキ見しやすい点も魅力。早くも多くの視聴者を獲得している本作が来月以降、どれだけの記録を残すのか目が離せない。

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?

『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』

 

さらに監督業からの引退を発表して衝撃を与えたグザヴィエ・ドランの『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』もランキングに再浮上。もしドランが宣言通り引退するとなると、『ロリエ・ゴドロー~』が最後の監督作に。海外ドラマファンはもちろん、映画ファン必見の一作と言える。

ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと

『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』でのグザヴィエ・ドラン

 

映画ランキングでは日本発のサイコサスペンス『死刑にいたる病』や台湾ホラーの『哭悲/THE SADNESS』などが前月に続き上位を占める中、注目は6位にランクインした『ジャンゴ 繋がれざる者』。8月11日にドキュメンタリーが公開されるクエンティン・タランティーノ監督が2012年に発表したバイオレンス西部劇で、ジェイミー・フォックスやレオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソンなど豪華俳優陣が集結。その一人、クリストフ・ヴァルツは本作の演技により、タランティーノ監督と組んだ前作『イングロリアス・バスターズ』に続いてアカデミー賞助演男優賞を受賞した。ドキュメンタリー『クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男』の中では様々な作品の裏話がタブーなしで暴露されるというが、『ジャンゴ 繋がれざる者』からもジェイミーが作品秘話を明かしているとのこと。この夏は再びタランティーノが盛り上がりを見せそうだ。

ジャンゴ 繋がれざる者

『ジャンゴ 繋がれざる者』

 

さらに今年の5月下旬から6月中旬にかけて開催された「ロバート・アルトマン傑作選」でも上映され話題を呼んだ『ロング・グッドバイ』がランキング初登場。村上春樹が翻訳を手がけたレイモンド・チャンドラーの人気ハードボイルド小説「長いお別れ」を原作とするミステリー。劇中に出てきたスターリング・ヘイドンの家は、実は当時アルトマンが実際に住んでいた家だったという噂も。何度でも見たい傑作をこの機会にぜひ。

ロング・グッドバイ

『ロング・グッドバイ』

 

毎月人気の韓国映画では、ファン・ジョンミンとイ・ジョンジェの共演作、『新しき世界』『ただ悪より救いたまえ』の2本がランクイン。2020年の『ただ悪より救いたまえ』は、翌年『イカゲーム』で世界的ブレイクを果たす前のイ・ジョンジェの魅力が堪能できる韓国ノワール。ファン・ジョンミンは引退を決意した凄腕の暗殺者インナムを、イ・ジョンジェはインナムへの復讐に燃える冷酷な殺し屋レイを熱演し、壮絶な死闘を繰り広げる。『スター・ウォーズ』ドラマ最新作『The Acolyte(原題)』も控えているイ・ジョンジェの圧倒的な演技力をひしひしと感じてほしい。

ただ悪より救いたまえ

『ただ悪より救いたまえ』

8月の一押し新作ドラマ

アイルランドが誇る俳優一家、グリーソン家が贈る大人向けコメディ『フランク、アイルランドのダメ男。』の独占日本初配信がスタート。『ハリー・ポッター』シリーズのマッド-アイ・ムーディ役や『ミスター・メルセデス』のビル・ホッジス役で知られるブレンダンの長男ドーナル(『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』)と三男ブリアン(『ファントム・スレッド』『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』)が、救いようがなくだらしないのに、どこか否めないダメ男コンビを好演。『ミザリー』や『タクシードライバー』といった名作映画へのオマージュ(!?)も登場する全6話は8月1日(火)より全話一挙配信中。

(KanaKo)

スターチャンネルEXで配信中の海外ドラマはこちらでチェック!

Photo:『GCHQ:英国サイバー諜報局』©︎ Playground Television UK and Stonehenge Films MMXVIII. All Rights Reserved./『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』©︎ Agatha Christie Productions Limited MMXXI/『ジャンゴ 繋がれざる者』©︎ 2012 Visiona Romantica, Inc. All Rights Reserved./『ロング・グッドバイ』©︎ 1973 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved./『ノーマル・ピープル』© Element Pictures/Enda Bowe/『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』© Fred Gervais/『ただ悪より救いたまえ』© 2020 CJ ENM CORPORATION, HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED