『フレンズ』コートニー・コックス主演ドラマがクリフハンガーのまま打ち切りに

人気ドラマ『フレンズ』のモニカ役で知られるコートニー・コックスが主演する米Starzのホラーコメディドラマ『シャイニング・ヴェイル』が、シーズン2をもって打ち切られた。クリフハンガーのまま打ち切りとなった同作は、今年いっぱいをもって同プラットフォームから削除されるという。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

打ち切りの上、アーカイヴからも削除…

『シャイニング・ヴェイル』の主人公は小説家のパット。彼女は自分の不倫で壊れかけた夫テリーとの関係を修復するためにブルックリンのアパートからコネティカットの古い屋敷へと家族で引っ越すが、十代の子どもたちは転居を喜ばない。相場をはるかに下回る破格の値段で購入した古い屋敷でパットは、その家で死んだかつての住人を目にするようになるが、それが本当に幽霊なのか、うつ状態が見せる幻覚なのかが分からずに思い悩む…。

本国アメリカで2022年3月より放送された本作は、シーズン2が今年12月1日に締めくくられたばかり。そのシーズン最終話は、クリフハンガーで終わっていたが、それから3週間足らずで打ち切りが決まった。また、動画配信サービスのアーカイヴから外れることも決定している。

シャロン・ホーガン(『Divorce/ディボース』)とともにクリエイターを務めたのは、『フレンズ』の脚本家でもあったジェフ・アストロフ。彼は打ち切り&配信停止の決定を受けてX(旧Twitter)に「この作品に取り組むのはとても楽しかった。一日たりとも嫌な日はなかったよ。12月31日までにぜひ米Starzで見てほしい」と投稿した。すると、脚本家の一人であるケイ・ラインドル(『ねじれた疑惑』)も反応。アストロフの投稿に引用リポストする形で、「とても素晴らしい経験だった! もしまだ見ていない人がいたら、試しに全編観てみて。クリフハンガーで終わってしまってごめんなさい」と綴っている。

主演だけでなく製作総指揮も務めたコートニーは、本作に惹きつけられた理由について以前以下のように語っていた。「シャロンが私に言ったのは、シットコム(sitcom)じゃなくて普通じゃないコメディ(shit-com)をしたいということだったの。すごく惹きつけられた。そして実際に脚本を読んでみて、こんなストーリーは目にしたことがないと思ったのよ」

なお、打ち切られた背景には、十分な視聴者を獲得できなかったことがあるという。実際、シーズン1に比べてシーズン2の視聴者数はおよそ半減。放送を重ねるにつれ、10万人を切ることも増えていった。とはいえ、そこにはStarzの方針転換も関係しているようだ。『アウトランダー』『POWER/パワー』シリーズが好調な同局では、今あるコメディ作品を取り止めてドラマに注力するという話し合いが社内で行われていると情報源は語る。ここ10年あまりの間にStarzは何度かドラマ重視の姿勢を見せており、その風潮が戻ってきたと言えるようだ。とはいえ、コメディから完全に手を引くのではなく、将来的には一話30分のコメディものをやる考えもある模様。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline①米Deadline②米Variety米Deadline③