新作ホラードラマが控えるコートニー・コックス、主演抜擢は『フレンズ』フィービーのおかげだった

大人気シットコム『フレンズ』のモニカ役でおなじみのコートニー・コックスは、米Starzにて3月6日(日)に初回放送を迎える新シリーズ『Shining Vale(原題)』で主演・製作総指揮を務めるが、彼女がこの役に選ばれた陰で、古くからの友人が暗躍していたことが判明。米Screen Rantが伝えた。

『Shining Vale』は、都会から地方の小都市に引っ越してきた家庭を描く一話30分のホラーコメディ。円満な家庭を築いてきたかに見えたパット(コートニー)とテリー(グレッグ・キニア『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)だが、ある時、テリーはキッチンでパットが若い便利屋と浮気しているのを発見する。そんな壊れかけの夫婦と、反抗期真っ只中の子ども二人の機能不全家族は、家族関係から仕事まで、すべてをやり直す気持ちでコネティカット州の郊外にあるヴィクトリア様式の一軒家に引っ越すことに。しかしそこは、かつて残虐な事件が起きた家だった。しばらくしてパットだけが他の者には見えないものを見るようになり、この家は呪われていると言い始める。彼女のためにすべてを捨てて新天地に引っ越してきたのに、事態はますます悪くなる一方で、温厚なテリーの気持ちも軋み始め...という展開。

本作で製作総指揮を務めるのは、『フレンズ』で脚本を手がけていたジェフ・アストロフ。米EWのインタビューを受けたアストロフによれば、実は最初に本作の脚本を手にしていたのは『フレンズ』でフィービー役を演じていたリサ・クドローだったという。しかし、リサから脚本を渡されたコートニーがそれを読み、アストロフに電話をかけて「この脚本は私のためだけに書かれたもの。やってみたい。私がやらなければいけない」と訴えたことで、彼女がパット役に決まったのだとか。

2021年には『フレンズ:ザ・リユニオン』として17年ぶりにメインキャストが勢揃いしたが、彼女たちは今でも連絡を取り合うほど特別な仲であり、今回のキャスティングはリサがコートニーのことをよく知っているからこそ実現したもの。もし、シーズン1がヒットすれば、リサがゲスト出演することも夢ではないかもしれない。『Shining Vale(原題)』の日本上陸が決まった際には当サイトでもお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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Photo:

コートニー・コックス&リサ・クドロー©Minas Keukazian/FAMOUS