『REBEL MOON』で念願の共演!ソフィア・ブテラ&エド・スクラインにインタビュー

動画配信サービスNetflixで12月22日(金)より独占配信中の映画『REBEL MOON』。本作は、『ジャスティス・リーグ』で知られるザック・スナイダー監督が20年以上構想し、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造したSFスペクタクル巨編だ。

今回、物語の舞台となる巨大な軍事帝国マザー・ワールドで、侵略者から村の人々を守るために奮闘する主人公・コラを演じるソフィア・ブテラと、そんなコラらの宿敵となる帝国の冷酷非道な執行官、ノーブル提督を演じるエド・スクラインにインタビューし、本作の見どころやアクションシーンの裏話などを聞いた。

【インタビュー】『REBEL MOON』ソフィア・ブテラ&エド・スクライン

――本作で初めて主演を務められていますが、いかがでしょうか。率直な感想と見どころをお教えください。

ソフィア:主演を務めさせていただいた大事な作品ということもありますし、主役を女性にしてくださったことも光栄に思います。ストーリーはもちろん、彼女の精神や素晴らしいビジュアルなど、本当に美しい映像が詰まっている作品だなと感じています。そしてザック・スナイダー監督という創造性と才能に溢れた天才の方が手がけていますが、彼の熱意が私達に毎日伝わりましたし、健全な環境で撮影が臨めました。

約153日という長い間の撮影だったので、時には容易ではないこともあって、キャラクターとして感情的にもちょっと大変になったこともありました。でも、キャストの方と友人になりましたし、顔を見るだけで本当に嬉しくなるような関係にもなりました。芸術的なレベルでも人間としての意味でも、これだけ優しい才能あふれる方々とご一緒できて本当に恵まれているなと感じています。

『REBEL MOON』ソフィア・ブテラ

――ソフィアさんは『キングスマン』や『アトミック・ブロンド』などアクション豊富な作品に多く出演されている印象があります。アクションシーンはダンスと似ていると聞いたことがありますが、俳優&ダンサーとしてどう思われますか?

ソフィア:現実的な戦いには演出(=振り付け)はありませんよね。そういう意味で格闘はダンスと違うとは思うんですけど、演じる上においては類似点があると思っています。私の場合、アクションシーンを演じるときに、まず目で見てどういう状況でどういう動きをしているのか観察して自分のものにしていきます。

私のスタントダブルのメルさんがとてもリサーチをしてくださって、私は彼女を見ることによってどういうことをしていくのかということを見ていました。ダンスをする場合、私はカウントを取って振り付けを覚え、身体になじませています。でも格闘の場合はカウントではなくて「ダダダ、ダ、ダダダ」という感じでリズムでやっています。言葉での説明が難しいですが、そこが類似点かなと感じています。

『REBEL MOON』ソフィア・ブテラ

――エド・スクラインさんは杖を使ったアクションシーンが大変だったのではないかと思うのですが、撮影を振り返ってみていかがでしょうか?

エド:ザック・スナイダー監督が素晴らしいのは、全てにちゃんと物語があって何か質問すると、すぐに答えてくれるんです。神話のようなマザー・ワールドの昔の宗教的な意味合いを持っていて、もう絶滅してしまった動物の大腿骨という希少価値の高い骨に鉄をつけて使っている設定があります。そのような希少なものを暴力の象徴としても使っていることもあります。

スタントダブルのスパイダーにも教わって杖の持ち方を開発していったんですけど、後ろの方に持つことで背後からも見えるように調整しました。私はロンドンで自分の庭でよくトレーニングを行っているんですけれども、そこでスティールベースと言われる25ポンドぐらい鉄の筒状のものを動かしながら操るトレーニングをやっています。

実際に現場で使っている杖は軽い物なんですけど、トレーニング用のものは両腕を使ってやるものだったでトレーニングにとても有益でした。ちなみにこれは今作からやり始めたということではなく、『アリータ: バトル・エンジェル』という作品の頃からやり始めていて、続けることによって剣術のアクションシーンなどで役立っています。

『REBEL MOON』エド・スクライン

――そんなエドさん演じる提督の悪役っぷりが輝いてますが、ソフィアさんから見ていかがでしょうか?

ソフィア:お互い以前から知っていた上に、一緒に仕事をする話が3回くらい?

エド:たしか5回かな。

ソフィア:5回くらいあったんです。それがうまくいかずやっと今回共演することができたんですけど、実際にご一緒してやはりとても素晴らしいなと思いました。撮影の際にはあのキャラクターの状態ですんなり入ってくださるんです。休憩中、その役のままでずっといるというわけではないんですが、緊張感やエネルギーというのはある程度維持しなくちゃいけないんですけど、エドのおかげで支えられました。

見た目も青白くして、食生活でダイエットされて身体づくりして骨格も見事に表現されているんですよね。体重もかなり落とされたと思うんでですけれども、それが提督の恐ろしさを感じさせていて、私もキャラクターを作りやすかったです。「アクション!」という声がかかれば彼は本当に役に入られるので、私もそれに引っ張られてコラでいることが出来ました。

『REBEL MOON』エド・スクライン

Netflix『REBEL MOON』配信情報

Netflix映画『REBEL MOON — パート 1:炎の子』は12月22日(金)より世界独占配信中(作品ページはこちら)。なお『REBEL MOON — パート 2: 傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)に配信予定。(海外ドラマNAVI)



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