『ストレンジャー・シングス』クリエイター、ファンが予想した結末を否定

Netflixの看板番組とも言えるSFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、シーズン5をもって有終の美を飾ることが決定している。ファンの間では、どのような結末をシリーズが迎えるか憶測が飛び交っており、その説の一つをクリエイターが否定した。

みんなを満足させたい

Varietyによると、『ストレンジャー・シングス』でクリエイターを務めるマット&ロス・ダファー兄弟が、ロンドンで開催された舞台版『Stranger Things: The First Shadow(原題)』のレッドカーペットに登場し、インタビューに応えた。

ファンの間では、『ストレンジャー・シングス』のストーリーは、登場キャラクターのマイクやダスティンたちが夢中になってプレイしているロールプレイングゲーム「ダンジョンズ・ドラゴンズ」で起きていることだった…という結末で終わるのではないかとの説が浮上しているという。

そのファン・セオリーについて質問されたマットが、「ノー」と率直に回答。「それは、“すべてが夢でした”というのと同じです。いいえ。断言するけど、そんな形で番組を終えたりしませんよ。しばらく前からどこへ向かっているのか分かっていたし、みんなが納得してくれて、みんなを満足させられるといいのですが」と語った。

また、監督と製作総指揮を務めるショーン・レヴィは以前のインタビューで、「シーズン5は、すでに大規模になったシーズン4のスケールを拡大するだけ」だと称し、「TVシリーズという名の超壮大で映画的なトーリーテリングです。シーズン5は、私たちが目にするどの大作映画にも劣らない大作です」と自信を覗かせていた。

さらに、シーズン1よりジム・ホッパー役を演じるデヴィッド・ハーバーは、「どこで番組が終わるか分かっているし、ものすごく感動的です。とんでもない大仕事でもあるし、アクションシーンや脚本に書かれていることも、過去に僕たちがやったどのシーズンよりも規模が大きいですよ」と述べていた。

待望となる『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ファイナルシーズンは2024年1月に撮影開始で、現時点でリリース日は未定。シーズン1~4はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:©Ursula Coyote/Netflix