『ストレンジャー・シングス』演劇版、アップサイドダウンの起源が描かれる!

Netflixの大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の演劇版『Stranger Things: The First Shadow(原題)』では、アップサイドダウン(裏側の世界)の起源が描かれるという。

『ストレンジャー・シングス』演劇版

演劇版は、ドラマシリーズの数十年前となる1959年のホーキンスを中心に物語が展開。ドラマ版シーズン4で初登場し、後にヴェクナとなるヘンリー・クリールと彼の家族が、まだ超常現象の影響を受けていなかった当時のホーキンスに引っ越して来たことをきっかけに、不可解な出来事が起こり始めるというストーリー。

前日譚となる演劇版を紹介するNetflixの動画で、ヘンリー・クリール役ルイス・マッカートニーが、「これは『ストレンジャー・シングス』のオリジンで、アップサイドダウンの起源が描かれます」と明かした。また、ドラマ版でクリエイターを務めるマット&ロス・ダファー兄弟も姿を見せ、「この新たな媒体で、『ストレンジャー・シングス』を掘り下げることにワクワクしています」とコメントしている。

演劇版には、10代のジム・ホッパーやジョイス、ジョイスの恋人だったボブ・ニュービー、若かりし頃のマーティン・ブレナー博士など、本家シリーズでお馴じみとなるキャラクターも登場。新キャラクターとしてボブの娘パティ・ニュービーが加わり、ティーンエイジャーの彼女とヘンリーの間に恋が芽生え、2人の関係が物語の中心になるとのこと。また、いかにヘンリーがブレナー博士の実験台となり、「ナンバーワン(001)」になったのかも描かれる。

ステージのアートディレクターを務めるジェイミー・ハリソンは、「モンスターがたくさん出て来て内臓も血も大量だし、行方不明者も続出で多くのことが起こりますが、ネタバレしたくないので多くのことを言わないようにしますね」と述べていた。また、演劇版には数多くのイースターエッグが仕込まれているそうだ。

ドラマ版の最新情報は?

そして、ドラマ版で最終章を飾るシーズン5については、米Colliderが、第1話のオープニングシーンの脚本の一部が公開されたと伝えている。「暗闇。冷たい風の音。呻き声を上げる木々。そして…子どもの声。おなじみの歌を歌っている」と綴られており、その描写だけでは何が起ころうとしているのか推測するのは難しいが、不穏なシーンであることは間違いなさそうだ。

演劇版『Stranger Things: The First Shadow』は、ロンドンのPhoenix Theatreにて11月17日(金)よりプレビュー公演が開始。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5は、2025年にNetflixで配信開始の見込み。

(海外ドラマNAVI)

Photo:©Netflix