ミリー・ボビー・ブラウン、『ストレンジャー・シングス』のせいで「情熱を注げる物語を生み出せない」

Netflixの大ヒットSFミステリードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でエル/イレブン役を演じて大ブレイクしたミリー・ボビー・ブラウンが、番組との別れやシリーズ初期の苦い思い出を語った。

情熱を注げる物語を生み出せない

GLAMOURのインタビューでミリーが、シーズン5をもって終了する『ストレンジャー・シングス』を卒業することについて心境を述べている。「準備が出来て、“よし、やってやろう。最高学年の最後の年に取り組もう。ここから飛び出そう”という感じかな。 『ストレンジャー・シングス』の撮影で多くの時間を取られてしまうから、自分が情熱を注げる(他の)物語を生み出せないんです。だから、“ありがとう、そしてさようなら”と言う準備は出来ています」とコメントした。

どうやらミリーは、それほど番組との別れに寂しさや辛さを感じていないようで、どちらかというと次の新プロジェクトに取り組むことを楽しみにしている様子。またミリーは、「より良い俳優になるためのツールとリソースを与えてくれた役に感謝しています」とも付け加えている。

続けてミリーは、まだ13歳だった時に、『ストレンジャー・シングス』のプレスツアーで起きたハプニングを回顧。檀上で共演者がコメントしている際、うっかり会話に割って入って場をさらってしまい、ネットで批判された出来事に言及している。

「私たちは子どもだから、お互いに話に割って入ってしまうの。私は喋りすぎでシェアしすぎるし、声が大きいという理由で罰せられてしまいました。そういう批判を13歳で聞くのは辛いですよ。“もう二度と話したくない。お喋りな人にはなりたくない”と思って、インタビューでは、すべてのコメントを(前もって)考えずにはいられませんでした。だから会話に参加したくてたまらなくても、ただ黙って、話しかけられた時だけ喋りました。自分の番ではないと思ったからです」と、苦い思い出を振り返った。

ファイナルシーズンの製作は、全米脚本家組合と全米映画俳優組合のストライキにより中断となり、シーズン5の撮影は2024年へ延期に。よって、最終シーズンの配信開始は2025年になる可能性が高いと見られている。シーズン1~4はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』