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『SATC』『ER』フランシス・スターンハーゲンが93歳で死去

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フランシス・スターンハーゲン

70本を超える映画やドラマに出演したベテラン女優、フランシス・スターンハーゲンが93歳で永遠の眠りについた。米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。

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シャーロットの姑を演じてエミー賞候補に

11月29日(水)、息子のジョンがInstagramに投稿し、27日(月)の夜に母フランシスがニューヨークの自宅で安らかに息を引き取ったと報告した。その前の週をフランシスと過ごしていた息子は、ロンドンへ向かう飛行機に乗ろうとした直前に知らせを聞いて引き返したという。

「11月27日の夜、母は自宅で安らかに息を引き取った。94回目の誕生日まであと1ヵ月半だった。もう少ししたらもっと投稿するつもりだけど、今は母がフランシス・スターンハーゲンというアーティストとしても人間としても素晴らしい人であったことに対する感謝だけ伝えたい。多くに愛された彼女を自分の母であり友、そしてダンスパートナーと呼ぶことができたのは本当に幸運だった」

その投稿には、フランシスの若い頃も含めた出演作品の画像と思われるもののほか、彼女が家族と過ごすオフショットも含まれている。

フランシスは、ニューヨークを舞台に4人の女性の恋や仕事を赤裸々な本音たっぷりで描いた『SEX AND THE CITY』でシャーロットの最初の夫トレイの母バニー・マクドゥーガルを演じてエミー賞候補に。また、医療ドラマ『ER 緊急救命室』ではカーターの祖母ミリセントとして計21話に登場した。そのほかには、『クローザー』『LAW & ORDER ロー&オーダー』、スティーヴン・キングの小説を映画化した『ミザリー』と『ミスト』にも出演。最後の出演作は、マイケル・ダグラスとダイアン・キートンが主演した2014年の映画『最高の人生のつくり方』だった。

フランシス・スターンハーゲン(『SEX AND THE CITY』)

地元のワシントンD.C.やニューヨークで演技を学んだフランシスは、25歳だった1955年にブロードウェイデビューを果たし、翌1956年にはオビー賞を受賞。50年にわたって舞台に立ち続け、トニー賞には7度ノミネートされ、そのうち2度獲得した。舞台と映画の演技の違いについては、オスカー俳優のバート・ランカスター(『地上より永遠に』)に学んだという。

フランシスがシャーロットの姑を演じた『SEX AND THE CITY』全6シーズンはU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Entertainment Weekly米Variety

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海外ドラマNAVI編集部

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