ロキはシーズン2で終了?ソーと再会の可能性は?トム・ヒドルストン「結論を急ぐのは賢明ではない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヴィラン、“悪戯の神”ことロキを主人公したドラマ『ロキ』シーズン2がフィナーレを迎えた。最終話のエピソードタイトル通り、「大いなる目的」を果たしたロキの物語は終わってしまったのだろうか? 主演のトム・ヒドルストンが復帰の可能性に言及している。

トム・ヒドルストン「2回は(マーベルに)別れを告げている」

米Comicbook.comの取材に応じたヒドルストンは「あのラストシーンが、ロキを目にする最後なのですか?」との質問に回答。

「辛いですよ。正直に言うと、僕は人生で少なくとも2回は(マーベルに)別れを告げていますからね。(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギとルイス・デスポジート(『ロキ』の製作総指揮)、ヴィクトリア・アロンソ(マーベルの元幹部)に、“本当に感謝しています。一生に一度の大役でした”と手紙を書いたんです。そうしたら彼らが、“いつでも会いに来て。私たちはいつもここにいますから。あなたは私たちに多くのものを与えてくれたし、涙も分かち合いました”という返事を貰いました。だから、今の時点で結論づけるのは賢明ではないと思います」。

ヒドルストンの発言から察するところ、「もうロキはMCUにカムバックしない」とガッカリするのは早いと言えるかもしれない。続けてトムは、『マイティ・ソー』シリーズで中心となった義兄ソーとの関係や、兄弟の再会があり得るかどうかについても述べている。

「ソーもロキも過去を掘り起こして、自分が本当は何者で何を望んでいるのか、分析しなければならなかったと思います。でも、家族について興味深いのは、これは自分の考えだけど、過去の自分に対する先入観を手放すのが難しい場合があるということです。ロキはソーに対してこう振舞ってほしいとか、こうでいて欲しいといったことを期待しているかもしれないし、それはソーも同じかもしれない。だから、最初はすごく混乱すると思うけど、二人は長いこと離れていたし、間違いなくお互いの心の中に存在してはずです。だから、再会はあり得るんじゃないかな。様子見ですね」

またトムは、シーズン2の最終話に非常に満足しているようで、その理由を「このフィナーレはロキの旅全体を反響させていて共感できるから」だと述べ、ロキ役を再演する可能性にオープンでいたいと前向きな姿勢を見せていた。

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