海外ドラマの隠れた名作5選!

視聴者にとって簡単にアクセスできる作品の選択肢が多いのは嬉しいことだが、その反面、素晴らしい作品ですら見逃してしまうことがある。今回は、知名度は高くないがおすすめしたい海外ドラマの隠れた名作を5作品紹介する。

隠れた名作!海外ドラマ

『サムバディ・サムウェア』

大好きな姉を亡くしてから、深い喪失感と孤独感にとらわれ、無気力な生活を送る平凡な中年女性サム。彼女は家族や仲間と向きあっていくことで、再び人生に希望を見出していく。人生の些細なことから幸せを見つけ、再び自分らしく生きようとするサムに元気をもらえる。控えめな作品ながら、笑いあり、涙あり、視聴者を包み込んでくれる温かな気持ちにさせてくれる作品だ。

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『アカプルコ』

メキシコ・アカプルコにある架空のリゾート地“ラス・コリーナス”を舞台に、貧しいプールボーイから裕福なホテル経営者へと出世していくマキシモの姿を描く、英語・スペイン語のバイリンガルシリーズ。

『ママと恋に落ちるまで』と『ジェーン・ザ・ヴァージン』が合体したようなシリーズで、マキシモとホテルのスタッフたちが、愛、人生、そしてリゾートの裕福なアメリカ人観光客の要望と戦う様子を描く。主人公マキシモのユーモラスなキャラクター、カラフルでポップな色彩、そして80年代のリゾート感を味わえる楽しいコメディになっている。

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『クラス・オブ・2007』

10年ぶりに開かれた女子校の同窓会が突如大洪水に襲われ悪夢と化す。かつてのクラスメイトたちは山の上の母校でサバイバルをすることになる、というオーストラリア発のコメディ。女性たちの友情を愉快に、そして滑稽に描く新感覚のポスト黙示録的シリーズ。Amazonのリアリティ番組『バチェラー』シリーズを彷彿とさせる冒頭シーンから爆笑間違いなし!

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『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』

『君の名前で僕を呼んで』『ボーンズ アンド オール』の名匠ルカ・グァダニーノ監督のドラマデビュー作。イタリアの米軍基地に住むティーンたちのアイデンティティの探求やジェンダー、人間関係、家族の問題など、身近で、しかし胸を締め付けられるようなテーマを描き出す。グァダニーノが自ら監督・脚本・製作総指揮を手掛けたシリーズとして期待される通り、ロッテン・トマトでは90%を獲得。

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『シャープ・オブジェクト KIZU-傷-:連続少女猟奇殺人事件』

5度のアカデミー賞ノミネートを誇る実力派女優エイミー・アダムスが初めてドラマシリーズの主演を務める。アダムスが演じるアルコール依存症に悩む犯罪記者カミールがミズーリ州ウインド・ギャップの町に帰郷し、そこで起きた2人の少女の殺人事件を調査するうちに、家族の暗い秘密と力関係が浮き彫りになっていく。『ゴーン・ガール』原作者ジリアン・フリンの同名小説を映像化したこの独特のダークなドラマは、視聴者から好意的な評価を得ている。

U-NEXTにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE』Photo by Yannis Drakoulidis © 2020 Wildside Srl - Sky Italia - Small Forward Productions Srl/参照元:Entertainment Weekly、Movie Web