『ウィロー』ワーウィック・デイヴィスがシリーズの配信を終了したディズニーを非難

今年5月、Disney+(ディズニープラス)で40作以上のドラマシリーズがライブラリから一斉に削除され、その中に含まれていたドラマ版『ウィロー』に主演したワーウィック・デイヴィスが、ディズニーを非難している。

配信開始から半年ほどでディズニープラスのライブラリから削除…

1988年に公開されたファンタジーアクション映画『ウィロー』のドラマ版は、2022年11月にディズニープラスでリリース開始に。映画からは主役を演じるワーウィックのほか、ソーシャ役のジョアンヌ・ウォーリーも続投してファンを喜ばせたが、配信開始から約3ヶ月でシーズン1をもって打ち切りが決定。デビューから半年ほどで、ディズニープラスのライブラリからも削除される運命を辿る形となった。

そのディズニーの決断に対して、ワーウィックがX(Twitter)の投稿で想いを吐露している。「毎日、『ウィロー』ファンの素敵な人々に出会っていて、彼らがDisney+でドラマ版が製作された理由です。ウォルト・ディズニー・カンパニー、ぜひ教えてください。加入者に、なぜ本シリーズを視聴できないのかと尋ねられたら、何と答えればよいのでしょうか? 恥ずかしいですよ」と綴っている。

5月には、ショーランナーを務めたジョナサン・カスダンが、ドラマ版の未来について希望を語った。「ディズニープラスから)『ウィロー』が削除されるというニュースについては黙っていました。というのも、そのことが気になっていたからです。私は、(ディズニーの)映画が定期的に再公開されたり、所有することができなかった時代に育ち、だからこそ映画がより特別な物になりました。私は多くのことを心配していますが、(ディズニープラスや)もしくは他の場所で、『ウィロー』を二度と観賞できないということは心配していません。それに、それがどこへ導かれるかは分かりませんよね。もしかしたら、不思議なことが起こるかもしれない。すべての愛と熱意に心から感謝しています。それが、この世界を生かしているのですから」とソーシャルメディアに投稿。ドラマ版『ウィロー』の配信が復活する可能性はゼロではないと述べていた。

5月にはドラマ版『ウィロー』のほか、『ビッグショット』『ターナー&フーチ/すてきな相棒』『飛べないアヒル -ゲームチェンジャー-』などのドラマシリーズが、ディズニープラスのライブラリから削除された。(海外ドラマNAVI)

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