Netflixのオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』のキャストたちが、もしマーベルのキャラクターを演じるとしたら、誰がどの役になるのか。そんな未来をファンの気持ちになって少しだけ妄想してみよう。
8月末からスタートした『ONE PIECE』はNetflixオリジナルの実写ドラマとしては最も視聴されているシリーズとなり、シーズン2への更新も決定。このドラマで活躍する俳優たちを見たファンは、彼らがマーベルヒーロ―を演じるとしたら、誰がどのキャラクターに当てはまるのか想像を繰り広げているという。
『ONE PIECE』には、ハリウッドにおいてほぼ無名の若手俳優が集まっており、まさに今、スターダムを駆け上がっている最中。『ONE PIECE』で彼らのことを知った視聴者は、エネルギー溢れる俳優たちに、今後はハリウッドのメジャー・フランチャイズでも活躍して欲しいと願っている。
そこで、米The Directは「『ONE PIECE』主要キャストがもしマーベルのキャラクターを演じるなら？」という妄想を展開。イニャキは、エミリーは、真剣佑は、一体どのキャラクターに選ばれたのか。
◆イニャキ・ゴドイ（ルフィ役）：ナイトクローラー（「X-MEN」）
主人公ルフィを演じるイニャキ・ゴドイは、「X-MEN」の世界にフィットしそう。その中でも、カリスマ性のある彼にはナイトクローラーがピッタリかもしれない。
『ONE PIECE』中で、イニャキはいつも真っ直ぐな愛すべきキャラクターのモンキー・D・ルフィを好演しているが、もしナイトクローラーを演じることになれば、ミュータントの物語の複雑さを探究し、俳優として感情の多様性を示す絶好の機会になるだろう。
◆エミリー・ラッド（ナミ役）：スパイダー・グウェン（「スパイダーマン」シリーズ）
麦わら一味の航海士ナミを演じて注目を集めるエミリー・ラッドは、ピーター・パーカー／スパイダーマンの恋人のスパイダー・グウェンを演じるために生まれてきたように思える。
ナミは戦いで自分の力を発揮し、カリスマ性も兼ね備えているが、『ONE PIECE』でメガホンを取ったマーク・ジョブスト監督が言う通り「彼女には深みがある」。スパイダーマン並みのアクションをこなしながら、感情を揺さぶるようなシーンも見事に演じてくれそうだ。
◆新田真剣佑（ゾロ役）：サイクロップス（「X-MEN」シリーズ）
どこまでもストイックな剣士ロロノア・ゾロを演じる新田真剣佑。ゾロは冷淡で計算高く、麦わらの一味の中では理性の代弁者としての役割を果たす。そんな彼だから、スコット・サマーズ／サイクロップスを演じるのに適していると言えよう。
ゾロとサイクロップスは非常に似ているように感じられる。二人とも勇敢な顔の下に何層もの葛藤を秘めている天性のリーダー。これまでサイクロップスを演じてきたジェームズ・マースデン（『魔法にかけられて』）やタイ・シェリダン（『ヴォイジャー』）とは異なり、もっと‟ワル“な雰囲気を持った全く新しいサイクロップスを見ることができるかもしれない。
（海外ドラマNAVI）
Photo:『ONE PIECE』©CASEY CRAFFORD／NETFLIX
