大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』のスピンオフ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』は、米AMCで10月下旬よりファイナルとなるシーズン8の後半エピソードがリリースされる。11月26日(日)に放送予定のシリーズフィナーレでメガホンを取った監督が、「カルマ的に番組が一周した」と述べている。(※本記事はシーズン8のネタバレを含みますのでご注意ください)
死んだはずのキャラと物語を締めくくる
ファイナルシーズン前半エピソードでは、シーズン4第8話で起こった野球場の爆発で死んだものと思われていた、キム・ディケンズ演じるマディソン・クラークが本格的にカムバックした。
米Entertainment Weeklyのインタビューに、シーズン4第8話やシーズン8最終話でエピソード監督を務めたマイケル・E・サトラゼミスが応え、キムのカムバックについて語っている。「彼女に戻ってきてもらえて本当に嬉しかったですね。彼女は素晴らしいと思います。一緒に創作して番組を締めくくるという経験をすることができて、すごく特別な感じがしました。このようなカルマ的な番組はほかにないでしょう。美しく循環しているし、その一部になれて本当に嬉しいです」
キム演じるマディソンは、シーズン4第8話まで番組の主要キャラクターとして物語を牽引していたため、彼女がシリーズを一旦退場した時のエピソードと番組のファイナルエピソードを監督したことで、サトラゼミスは番組の運命を循環させたようなカルマ的な縁を感じたようだ。
では、シーズン8後半エピソードでマディソンはどのような行動に出るのだろうか? シーズン前半のファイナルでは、マディソンがPADREの子どもたちに、彼らが誘拐される前はどこにいたのかを記したファイルが島にあるので、その情報を手に入れて彼らを家族の元へ返すつもりだと告げるシーンがあった。
サトラゼミスが後半エピソードの展開について、「それがマディソンの使命です。マディソンには、“もう逃げたくない。ここにいて再建を手伝いたい。自分が助けて、連れてきた子どもたちの面倒を見て、彼らの両親を見つけたい”という変貌の瞬間がありました。それが彼女の使命なんです」と語った。
また後半エピソードには、前半エピソードにはまったく登場しなかった、コールマン・ドミンゴ演じるストランドがカムバックすることも分かっており、物語を掻き回すことになりそうだ。
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』ファイナルシーズン後半エピソードは、米AMCにて10月22日(日)より放送開始。日本ではシーズン1~7がAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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Photo:『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』©AMC Film Holdings LLC.All rights reserved./Provided by FOX channel