Netflixにて8月末より独占配信中で、早くもシーズン2制作が決定した実写ドラマ『ONE PIECE』。本作で海賊王になることを夢見るルフィを演じるイニャキ・ゴドイを、仲間になったサンジ役のタズ・スカイラーがロケ中、実際に助けていたという。米Fandom Wireが報じた。
苦しさをともに味わって
たくさんの海賊が登場すれば、裏切りや反逆が多いのは自然なことだろう。しかし、ルフィが率いる海賊団はほかの海賊団とは一線を画し、ルフィを心から大切に想う仲間たちばかりだ。その中でも特にゾロとサンジは、ルフィにとって最も親しい仲間と言っても過言ではない。そんな彼らの強い絆を象徴するかのように、この実写版の撮影でもサンジ役のタズがルフィ役のイニャキに対して心温まる行動を起こしていた。
第6話でアーロンに海の中へ落とされたルフィは、泳げないため溺れ死にそうになるが、すんでのところでサンジに助けられる。その時のようにサンジ役のタズがルフィ役のイニャキをサポートしていたと、第3話・第4話の監督を務めたエマ・サリヴァンが英The Hookとのインタビューで語った。
「イニャキは水槽の中で泳ぐことができない設定にもかかわらず、いろいろなことをしなければなりませんでした。ずっと水の中にいるので、とても寒がっていました。彼は痩せっぽちですしね。そうしたら優しいタズが裸になって一緒に水槽の中に入ったんです。一緒に寒がるために。タズは、“一緒にこれを乗り越えよう”と言うような人なんです」
#ONEPIECE director Emma Sullivan on how Taz Skylar looked out for Iñaki Godoy on set 🥰 pic.twitter.com/USm2XRSyef
— The Hook (@thehook) September 1, 2023
タズは、イニャキがこのシーンの撮影にてこずっていたためサポートしたそうだ。この思いやりにあふれた行動は、タズの作品に対する純粋な熱意と、共演者をサポートする献身的な姿勢を示しているだろう。さらに、他人とうまくやっていく能力と、作品をより良くするために自分の役目以上のことをする意欲を示すものでもあった。タズの無私の行動は、彼がサンジ役に最適なもう一つの理由とも言える。サンジは親切で思いやりのある人物で、アニメの中で数え切れないほどしてきたように、自分を危険にさらしてでも他人を助けようとする。タズ自身にもこの資質があるからこそ、劇中でサンジに命を吹き込むことができる。
『ONE PIECE』シーズン1は、俳優たちの演技、物語、視覚効果、そして原作に対する強いリスペクトが高く評価され、現在Netflixで最も視聴されているシリーズとしてトップの座をキープし続けている。
『ONE PIECE』シーズン1はNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Fandom Wire
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