ショーン・ペン&スーザン・サランドンが再タッグ!政治コメディドラマ『C*A*U*G*H*T』スニークプレビューが到着

1995年の映画『デッドマン・ウォーキング』で共演したショーン・ペンとスーザン・サランドンが再びタッグを組んだ政治コメディドラマ『C*A*U*G*H*T(原題)』のスニークプレビューが到着した。

『M★A★S★H マッシュ』の現代版?

本作は、オーストラリアの動画配信サービスStan製作による全6話のミニシリーズ。4人の豪エリート兵士チームが、奪われた機密ファイルを取り戻すためにある島国に派遣される。ところが、彼らはアメリカ人と間違われて自由戦士たちに捕らえられてしまい、人質ビデオを制作されて拡散される事態に。こうしてソーシャルメディアで有名になった兵士たちは、意外なことに捕まったことが自分たちにとって最高の出来事だったことに気づく──。

『C*A*U*G*H*T』は、アイデンティティや名声、そしてSNSでバズる時代の不条理さを皮肉タップリに掘り下げるという。タイトルからして、1970年の戦争風刺映画『M★A★S★H マッシュ』を意識した作品と言えそうだ。

そのスニークプレビューでは、ジャージ姿の豪首相とアラスカ・アダムス米国務長官がビデオ会議で、アメリカ人に間違われた豪兵士チームについて軽快なテンポで舌戦を繰り広げる様子がフィーチャーされている。

アダムス米国務長官役を『テルマ&ルイーズ』『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』などで知られる名女優スーザン・サランドンが演じ、豪首相役には『オーストラリア』『ダービーとジョーン キャンピングカーの旅事件簿』などで活躍するブライアン・ブラウンが扮する。そのほかには、『LOST』のジャック役でおなじみのマシュー・フォックス、『ヴァイキング ~海の覇者たち~』に主演したトラヴィス・フィメル、『クラリス』のレベッカ・ブリーズ、『ダウトン・アビー』のタペンス・ミドルトン、『デトロイト』のベン・オトゥールなど。2度のオスカーに輝く(『ミスティック・リバー』『ミルク』)ショーン・ペンは本人役でキャストに名を連ねるほか、製作総指揮も務める。

およそ30年前に『デッドマン・ウォーキング』で共演したショーンとスーザンは、この映画でそろって演技が絶賛され、アカデミー賞主演賞にノミネート(スーザンが受賞)。同作はスーザンの当時のパートナー、ティム・ロビンスが監督を務めたのだが、スーザンが物語の中心となる死刑囚役にショーンを推薦したという裏話がある。もしかしたら、ショーンが製作総指揮を務める『C*A*U*G*H*T』にスーザンが起用されたのは、その恩返しなのかもしれない。

ショーンとスーザンが再タッグを組む政治コメディドラマ『C*A*U*G*H*T』は、豪Stanにて9月28日(木)に配信スタート。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety