世界中で大ヒットを記録した映画『チャーリーズ・エンジェル』と『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』に“エンジェル”として出演したキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューが本作の第3弾のために再集結するかもしれない。米Varietyが報じている。
続編に前向き!
前述2本の映画の監督であるマックG(『トゥルーライズ』)は、米Entertainment Weekly誌に、その続編を作ることに前向きであると語った。『チャーリーズ・エンジェル』と『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』は、合計で5億2000万ドル以上の世界興行収入を記録した。
このフランチャイズは、『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』などで知られるエリザベス・バンクス監督が2019年にリブート版『チャーリーズ・エンジェル』を製作。だが、この映画は大失敗し、1億ドルの大台を超えられなかった。
「私が敬愛する3人の素晴らしいパフォーマーたちと長い話し合いが必要だろう」とマックGは『チャーリーズ・エンジェル』3作目へのオープンな姿勢について語った。「エリザベス・バンクスが指揮を執り、楽しいことをやってくれた。ドリュー、キャメロン、ルーシーと話し合うのはとても嬉しいけど、同時に、バトンタッチするのもとても嬉しい。ティム・バートンのバットマン映画も大好きだし、新しいバットマン映画も大好きだ。炎の番人がいて、聖火を渡すことができるようなものなんだよ」
更にこう続けた。「機会があれば、説得力のあるストーリーの映画を作る余地がもう一本残っているかもしれない。私はこの3人のことが大好きだ。彼女たちは僕を有名にしてくれた。私はあの時初めて映画監督を務めたが、みんな暖かく見守ってくれた。何度も何度もクビにされそうになったが、ドリューが私のために立ち上がってくれた。彼女たちのような人たちはなかなかいない。この3人は特別なんだ」
3作目を“すぐにでも”
『チャーリーズ・エンジェル』第一作は、マックGの長編監督デビュー作となった。ソニー・ピクチャーズの重役たちは、彼のクレイジーな演出の数々を快く思っていなかったそうで、そのため解雇の脅しを受けていたという。
「あの当時、この映画はクレイジーだったんだ。(元ソニー重役の)エイミー・パスカルがきて、“これは何?笑うべき?それともシリアスなもの?どうしてこんなに色が多いの?なぜ三人はいつも踊っている?どうしてこんなに音楽が多いの?”と聞くんだ。だから、“エイミー、私を信じて。最後にはすべてまとまるから”って言ったんだ。彼女の名誉のために言っておくけど、彼女は私を信頼してくれた。ドリューは昨年、『チャーリーズ・エンジェル』の3作目を“すぐにでもやる”と語っていて、私の返事も“イエス”だ。私はずっとイエスと言う」と述べた。(海外ドラマNAVI)
Photo:参照元:Variety