米AMCのドラマ『ウォーキング・デッド』で人気を博したダリルを主人公にしたスピンオフドラマ『The Walking Dead: Daryl Dixon(原題)』に主演でカムバックするノーマン・リーダスが、「スピンオフドラマはアート」だと表現している。
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『ウォーキング・デッド』新スピンオフでダリルはルーブル美術館とカタコンベへ!
大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』でノーマン・リーダスが …
プレッシャーから解放され…
この新スピンオフはフランスが舞台。これまでに公開されたティザー映像や予告編で、ダリルがルーブル美術館やカタコンベ(地下の墓所)へ足を踏み入れることが分かっている。
米Entertainment Weeklyのインタビューで、スピンオフにまったく新しいやり甲斐を見出しているというノーマンが、「俺たちはアートを作っているんだ」とコメントし、本家で11シーズンにわたって描かれた予測可能なパターンは、完全に吹き飛ばされたと説明している。
「『ウォーキング・デッド』のような作品に何年も出演していると、自分で気づいていてもいなくても、うまくいく方法を繰り返すリズムに陥ってしまうんだ。同じセリフを何度も言っていることに気づくし、これまでにやったことのある、ほかのあらゆる種類のストーリーを別のキャラクターなんかでやってきたけど、(スピンオフでは)それを踏襲していない」。ノーマンは、本家シリーズとスピンオフが一線を画していることを強調した。
また、AMCの看板番組に出演しなくなったことで、視聴率で結果を出さなければならないというプレッシャーから解放されたことにも言及。「(『ウォーキング・デッド』が放送されていた)日曜日の夜にいい数字を出し続けようとしている訳じゃないと感じるし、俺たちはアートを作っているから感動的な対話も生まれている。これは別の動物(作品)で美しくて感動的だし、見て聞いて感じるのは素晴らしいよ」と口にした。
ノーマン自身、自分が撮った写真の個展を開くなどアートに造詣があるだけに、スピンオフのクリエイティブ・プロセスに大いに共感できるものがある様子。また、スピンオフのシーズン1は6話構成とエピソード数も少なく、本家のように長期的にシリーズを展開していく計画は現時点ではないため、プレッシャーを感じることなく番組製作に打ち込めたようだ。
ノーマンがダリル役で主演するスピンオフドラマ『The Walking Dead: Daryl Dixon』は、米AMCにて9月10日(日)に放送開始。(海外ドラマNAVI)
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