『フレンズ』ジェニファー・アニストン、報酬の差はキャストを"破滅"させていたかもしれない!?

大ヒットシットコム『フレンズ』のレイチェル役で知られるジェニファー・アニストンが、報酬の差でキャストが破滅するかもしれなかったと語った。米Digital Spyが報じている。

「みんな同じように報酬を得るべき」

『フレンズ』のキャストは非常に強い絆で結ばれていることで知られており、だからこそ視聴者はTVでの彼らの友情を信じ、再結成スペシャルを長い間待ち望んでいたのだ。しかし、ハリウッドは金儲けとキャリアアップがすべてであり、その激しい競争はしばしば嫉妬心による友情の崩壊につながりかねない。

ジェニファーは、ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に応じ、出演者たちは報酬額の違いでバラバラになっていたかもしれないと認めた。

「誰かが(他の人より)たくさんもらっていたら、私たちは破滅していたと思う」と彼女は語った。ジェニファーは以前、共演者たちよりも多くの収入を得ることに「不安」を感じると語り、次のように述べた。

「私たちは同じ仕事をしているのだから、みんな同じように報酬を得るべきだと思う。誰かが○○万円もらっていて、私はそれ以上のものをもらっていると思うと、仕事に行くのが嫌になる」

彼女とロス役のデヴィッド・シュワイマーは、他の4人の主要キャストのギャラが引き上げられるのではなく、彼らと同じ額にするため、実際には減給された。

しかし、『フレンズ』が終わるころには、全員が1エピソードあたり100万ドル(シーズン9は全24話、シーズン10は全16話)という途方もないギャラを手にしていた。

「1話100万ドル、正直に言って、それはちょっと馬鹿げている」とプロデューサーのマルタ・カウフマンはかつてこう言った。「大金です。インフレです。それに非現実的な感じがします」

(海外ドラマNAVI)

Photo:『フレンズ』©Warner Bros. Entertainment Inc