【配信ランキング】海外ドラマ・映画|シーズン3配信開始の『スイート・マグノリアス』が浮上!

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。

「オリジナル」「非オリジナル(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングにおいて、該当する週でトップ10入りを果たした作品の中から、編集部がピックアップした注目作をご紹介。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2023年7月17日(月)から7月23日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『スイート・マグノリアス』(Netflix/計30話)...12億1800万分
  2. 『リンカーン弁護士』(Netflix/計15話)...7億200万分
  3. 『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(Prime Video/計30話)...7億分
  4. 『クォーターバック:不屈の求道者』(Netflix/計8話)...6億4800万分
  5. 『私たちの青い夏』(Prime Video/計11話)...4億9300万分
  6. 『ウィッチャー』(Netflix/計21話)...4億8000万分
  7. 『シークレット・インベージョン』(Disney+/計5話)...4億1100万分
  8. 『一流シェフのファミリーレストラン』(Hulu/計18話)...3億7400万分
  9. 『ザ・ジレンマ:もうガマンできない?!』(Netflix/計46話)...3億5000万分
  10. 『Star Trek: Strange New Worlds』(Paramount+/計17話)...3億2400万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『SUITS/スーツ』(Netflix /計136話)...38億7900万分
  2. 『ブルーイ』(Disney+/計140話)...12億1900万分
  3. 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix / Paramount+/計443話)...7億4100万分
  4. 『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計417話)...7億3500万分
  5. 『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計22話)...6億1700万分
  6. 『S.W.A.T.』(Netflix / Hulu / Paramount+/計128話)...5億7300万分
  7. 『ハートランド物語』(Hulu / Netflix / Peacock/計233話)...4億8800万分
  8. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(Max/計265話)...4億5800万分
  9. 『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計327話)...4億5700万分
  10. 『ギルモア・ガールズ』(Netflix/計153話)...4億3800万分

映画

  1. 『長ぐつをはいたネコと9つの命』(Netflix / Peacock/計1話)...6億2800万分
  2. 『ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン?』(Netflix/計1話)...4億6800万分
  3. 『バード・ボックス:バルセロナ』(Netflix/計1話)...3億6000万分
  4. 『ギリ義理ファミリー』(Netflix/計1話)...3億1100万分
  5. 『アンノウン:洞窟に眠る新たな人類』(Netflix/計1話)...2億9300万分
  6. 『ライド・アロング ~相棒見習い~』(Netflix/計1話)...2億7600万分
  7. 『スーパーヒーロー・パンツマン』(Netflix/計1話)...2億2100万分
  8. 『モアナと伝説の海』(Disney+/計1話)...2億1100万分
  9. 『65/シックスティ・ファイブ』(Netflix/計1話)...1億7800万分
  10. 『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...1億4700万分

 

※()内は前週の順位。NEWは前週ランクインしていなかったもの(新作、新シーズンが配信スタートとなったもの、旧作など全て含む)。
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

【オリジナル】大人気ヒューマンドラマ『スイート・マグノリアス』が浮上

この週トップに輝いたのは、7月20日(木)に待望のシーズン3が配信開始となった『スイート・マグノリアス』に。同名小説をシリーズ化した心温まる大人気ヒューマンドラマである。

アメリカ南部の田舎町セレニティで一緒に育ち、大人になってからも親友同士のマディ、ヘレン、ダナ。これまでも恋愛のことや仕事のことなど悩みの尽きない毎日を支え合って生きてきた。シーズン3では自分の気持ちを整理しようとするマディ、難しい決断に直面するヘレン、家族間の波風を立てずにお金の役立て方を模索するダナの姿が描かれる。

『私たちの青い夏』は先週に引き続き5位をキープ。シーズン2のフィナーレは昨日8月18日(金)より配信されている。

物語の中心となる三角関係以外にも、視聴者の間では音楽も話題になっている『私たちの青い夏』。下記記事では、メインキャストのローラ・タン、ギャヴィン・カサレーニョ、ショーン・カウフマンらが、「シーズン1~2で使用されたサウンドトラックから選ぶ“夏の一曲”は?」という質問に回答している。

8位につけたのは『一流シェフのファミリーレストラン』。昨年配信開始されたシーズン1は米国の批評サイトRotten Tomatoesで批評家から100%フレッシュを獲得し、続くシーズン2も同じく100%フレッシュの最高評価を獲得(※7月時点)するなど、高い評価を受けている。更に、主演のジェレミー・アレン・ホワイトが並み居る名優を押しのけ、初ノミネートにしてゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。

邦題を見てなんとなく敬遠されるような意見を耳にすることもあるが、これだけ評価の高い作品ということで、ぜひ一度はチェックしてみてほしい。

【非オリジナル】視聴時間を伸ばし続ける『SUITS/スーツ』

この週もトップは相変わらず『SUITS/スーツ』となった。前週からまたも視聴時間を伸ばしており(36億9800万分⇒38億7900万分)、この勢いはまだまだ続くこととなりそうだ。9シーズンで惜しまれつつ幕を閉じた本作だが、今後の動きにも注目しておきたいところ。

トップ10のラインナップや順位はほぼ先週と同じという結果だったが、10位のみ『アウトランダー』から『ギルモア・ガールズ』にとって代わられた。

『HEROES/ヒーローズ』や『THIS IS US』などへの出演で知られるマイロ・ヴィンティミリアだが、ブレイクのきっかけは、実はこの『ギルモア・ガールズ』への出演だった。主人公のボーイフレンド、いわゆるバッドボーイのジェスを演じており、ジャレッド・パダレッキ演じるディーンとの三角関係で、「ジェス派」「ディーン派」と呼ばれる派閥まで生まれることになるほど、注目を集めていた。

【映画】ネコに九生あり?『長ぐつをはいたネコと9つの命』がトップ

1位となったのは、ドリームワークスとユニバーサル・スタジオが贈る『長ぐつをはいたネコと9つの命』。人気シリーズ『シュレック』から飛び出した伝説のネコ、プスの大冒険が描かれる。「A cat has nine lives.(=ネコに九生あり)」ということわざにあるように、プスにも9つの命があったが、剣を片手に数々の冒険をしてきたこともあり、それも残りはたった一つになってしまった。そこで、どんな願い事も叶うという「願い星」を見つけて命を取り戻すため、仲間たちと「うっかり死ねない」旅にでることに。

次ぐ2位は7月21日より配信開始となった『ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン』に。一連の不気味な出来事と遭遇し、ともに謎を追い始めることになった3人組。やがて水面下で進む邪悪な計画に巻き込まれていくことになる。ジョン・ボイエガ、ジェイミー・フォックス、テヨナ・パリス、キーファー・サザーランドなど、豪華キャストが名を連ねている。

(海外ドラマNAVI)