ただいまハリウッドはふたつのストライキが同時進行しており、事実上の閉鎖状態にあるが、ジェナ・オルテガが出演予定の新作映画は撮影を許可され製作続行しているとDigital Spyが伝えている。
撮影許可が下りた理由は?
全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが行われているエンタメ業界。組合員である俳優や脚本家たちは撮影のみならずプロモーション活動なども禁止されているが、許可を取り撮影を再開している作品もあるようだ。
そのひとつが『ウェンズデー』でブレイクしたジェナ・オルテガが主演を務めるA24製作の映画『Death of a Unicorn(原題)』だ。映画プロデューサー、アレックス・シャーフマンの長編監督デビュー作である本作は、ホラーコメディで『アントマン』のポール・ラッドも出演。ジェナとポールは親子役を演じるという。
撮影再開が許可された理由は、SAG-AFTRAが配信会社や映画テレビプロデューサー同盟(AMPTP)が代表を務める企業が関与しないインディペンデント映画の再開に向けた暫定合意を承認したため。
撮影を再開できる作品
ストライキ命令に違反することなく、撮影を再開できる作品には『ハンニバル』のマッツ・ミケルセンと『アバター』のシガーニー・ウィーヴァーが出演するホラー『The Dust Bunny(原題)』や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタが出演するアクションコメディ『The Killer's Game(原題)』、『ユーフォリア/EUPHORIA』のハンター・シェーファーがアン・ハサウェイとミカエラ・コールと共演するA24の映画『Mother Mary(原題)』などが含まれる。
(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェナ・オルテガ©Getty Images for Netflix