コリン・デクスターの原作小説を元にした人気ドラマ『主任警部モース』。そのスピンオフである『ルイス警部』シーズン5が9月9日（土）からBS11にて放送される。
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モースを支えたルイスが警部としてカムバック
『主任警部モース』は、英ITVで1987年から2000年まで全8シーズンにわたって放送。その後2006年に始まった『ルイス警部』は、2015年まで9シーズンが制作された。
モースはクラシック音楽とクロスワードパズルが好きで、事件を捜査する際には、クロスワードパズルを解く時のように、仮説を立ててはそれが答えとしてしっくり来るかを検証、合わなければ新たな仮説を立てるという一風変わったスタイルで知られる。さらに酒好きで、捜査途中にパブに寄ることも珍しくなかった。
そんな型破りなモースをシリーズを通して支え続け、時には事件の手がかりをもたらすこともあった常識人で面倒見のいい巡査部長ルイスが、モースの死後に出世。警部となってオックスフォードに戻ってきたのが本作となる。
ルイス警部の相棒は、ケンブリッジ大学を卒業したハサウェイ刑事。ルイスとハサウェイの関係はかつてのモースとルイスを彷彿とさせる。モースの精神を受け継いだルイス、高学歴にもかかわらず昇進レースから遅れを取るハサウェイはともに事件を捜査していくことで互いに高め合い、またチームとしても団結していく…。
渋みを増したルイスを演じるのは、『主任警部モース』に続いてもちろんケヴィン・ウェイトリー。ハサウェイ役はローレンス・フォックス（『アガサ・クリスティー ミス・マープル』）。また、『主任警部～』にホブソン監察医役として何度か出演していたクレア・ホールマンもルイス役のケヴィンと同じく続投している。
製作総指揮を務めるのは、BS11で放送中の『アガサ・クリスティー ミス・マープル』も手掛けるミシェル・バック。
『主任警部～』では、原作者のデクスターがたびたびカメオ出演するのもお楽しみの一つとなっていたが、それも本作に継承されている。このシーズン5でもデクスターが端役で出演しているので、探してみてはいかがだろうか。
なお、このシーズン5放送に合わせて、BS11では現在、毎週土曜日・日曜日の9：59からシーズン3、4が再放送中。見逃していた方、新シーズンに向けてもう一度見直しておきたい方は、こちらもぜひチェックを！
また、英国ミステリードラマではゲストが豪華なことが多いが、本作もその例に漏れず、シーズン5ではルーシー・ボーイントン（『ボヘミアン・ラプソディ』）やトーマス・ブロディ＝サングスター（『メイズ・ランナー』シリーズ）も姿を見せている。
『オックスフォードミステリー ルイス警部 シーズン5』放送時間
BS11にて9月9日（土）より毎週土曜日・日曜日 9：59～10：55に放送
（海外ドラマNAVI）
