『ザ・フラッシュ』エズラ・ミラー、未成年者に対する一時的保護命令が解除

DC映画『ザ・フラッシュ』に主演のエズラ・ミラーは、ここ近年、数々の不祥事を起こして矢面に立たされていた。そんななか、昨年6月にマサチューセッツ州でエズラに対して発令された保護命令が解除されたと報じられた。

12歳への接近を禁じられていた

The Hollywood Reporterによると、同州でエズラは12歳の子どもの母親から、「子どもに対して不適切な行為に及んだ」と告発され、裁判所は一時的にエズラに母子への接近を禁じる保護命令を出していた。一部報道では、その子どもと接した時に、エズラが銃を所有していたとも伝えられている。

6月30日(金)に法廷で、エズラの弁護を務めるマリッサ・エルキンスが銃の所持を否定し、「エズラが子どもと二人きりになったことはなく、他の数人の大人がいる時に2回ほど短時間会っただけで、子どもと交流したことはありません」と主張。その結果、エズラに対する保護命令が解除されたとのこと。

「味方になってくれた皆さんに感謝」

最近、公の場への登場やSNSの投稿を控えていたエズラが、久しぶりにInstagramを復活させて声明を発表。


「今日の結果に勇気づけられています。保護命令制度の悪用を止めようと、僕の味方になってくれた皆さんに感謝しています。保護命令は、危険にさらされている個人や家族、子どもたちに安全を提供するためのものであり、このような法律を切実に必要としている人々がいる時に、注目されたいがために束の間のタブロイド紙の名声や、ある種の個人的な復讐を求める人々が武器として使用するものではありません。このような操作的で破壊的な行為を過去にしてきた人によって、僕は不当かつ直接的に標的にされました」と綴っている。

なお、2022年にエズラは、米バーモント州で留守中の住居に侵入して酒類を盗み出したとの疑いで起訴され、2023年1月に不法侵入罪を認めて有罪となり、罰金500ドルと1年間の保護観察処分が下された。その他にもエズラは、2022年3月にハワイで治安びん乱・ハラスメント行為で逮捕され、同年6月には、過去に暴行や脅迫などで未成年者を支配したとして、未成年者の両親から告発されていた。

公開中の『ザ・フラッシュ』は前評判がうなぎ上りで絶賛の声が上がっていたが、米国では興行収入で苦戦を強いられている。(海外ドラマNAVI)

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