アーノルド・シュワルツェネッガー、米国生まれなら大統領に立候補していた!

映画『ターミネーター』シリーズのターミネーター役で知られ、2003年から2011年まで米カリフォルニア州知事を務め、政治家の経験もあるアーノルド・シュワルツェネッガー。そんな彼が、「米国に生まれていたら大統領に立候補していた」と、今回の選挙戦について語っている。米E!Onlineなどが報じた。

11月8日(火)に行われる米大統領選挙は、民主党候補のヒラリー・クリントン氏と共和党候補のドナルド・トランプ氏の間で繰り広げられる。米情報誌「ADWEEK」最新号の表紙を飾りインタビューに応えたアーノルドが、大統領選に抱く思いを吐露した。「もし私が米国で生まれていたら、大統領に立候補していただろう。なぜって? 今なら、選挙レースに加わるには最高の時だからね」とコメント。

米国では、「大統領は米国生まれでなければならない」という憲法が存在するため、オーストリア生まれのアーノルドには、大統領に立候補する資格がない。彼は、ヒラリー氏とトランプ氏のどちらに票を入れるのか明言はしていない。しかし、芸能リポーターのビリー・ブッシュとトランプ氏が、女性を卑下する低俗な会話を交わしている音源がリークした後、トランプ氏の支援はしないと発表している。

また皮肉なことに、トランプ氏がホストを務めていた米NBCのリアリティ番組『アプレンティス/セレブたちのビジネス・バトル』で彼の代打としてアーノルドが司会進行役を務める予定なのだ。

カリフォルニア州知事の任期を終えた後、アーノルドは俳優業にカムバックし、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』や『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などの人気作品に出演している。(海外ドラマNAVI)

Photo:アーノルド・シュワルツェネッガー(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net