『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『ブレードランナー 2049』などに出演し、Netflix映画『ブロンド』ではマリリン・モンロー役を演じてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたアナ・デ・アルマス。なんとキューバ出身の彼女は、『フレンズ』を見て英語を勉強したのだという。
最高の英語教師はチャンドラー
4月15日(土)にアメリカで放送された『サタデー・ナイト・ライブ』でホストを務めたアナは、まずは母国語であるスペイン語で挨拶をした後、「私は英語を話しますよ。ですが、アメリカに来た時は違いました。私はキューバで生まれ、26歳(現在は35歳)の時に渡米したのですが、この国に来た人たちみんながそうするように、『フレンズ』を見て英語を覚えました」と、いかにして英語を習得したかを明かしている。
さらに、「最高の英語の家庭教師がチャンドラー・ビングだなんて、誰が想像しただでしょうか?」と続けるアナはチャンドラーの口ぶりを真似て見せ、第二言語で受けたオーディションでの苦労話も披露。相手の言葉が聞き取れなかった時に言う、「I beg your pardon(何と言いましたか?)」というセリフがあり、“beg”には「物乞いをする」という意味もあるため、アナは文字通り、このキャラクターが物乞いをしていると思ったと、ユーモアを交えながら自身の体験談を語った。
Ana de Armas’ monologue! pic.twitter.com/Tr6L76Mw1s
— Saturday Night Live - SNL (@nbcsnl) April 16, 2023
ハリウッドで大活躍
こうして、『フレンズ』で英語を習得したアナはハリウッドで目ざましい活躍を続け、上述の作品の他には、Netflixの大ヒット映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』やアクション大作映画『グレイマン』に出演。大人気“ガンフー”・アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ映画『Ballerina(原題)』では主役を務め、『ナイブズ・アウト』『グレイマン』で共演したクリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズ)と再タッグを組む新作アクション映画『ゴーステッド Ghosted』が、Apple TV+にて4月21日(金)より配信スタート予定だ。(海外ドラマNAVI)
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