ヘンリー・カヴィル、大作映画への出演が噂され続ける理由とは?

Netflixの大作ファンタジードラマ『ウィッチャー』やDC映画『マン・オブ・スティール』などで知られるヘンリー・カヴィルは、マーベル映画への参加や、「次代ジェームズ・ボンドを演じるのではないか?」といった噂が絶えない。なぜ、ヘンリーは大作映画への出演が噂され続けるのだろうか? 米Colliderが、その理由を分析している。

新星ジェームズ・ボンドに?

まず、数々の大規模なプロジェクトや大作映画の主役としてヘンリーの名前が頻繁に上がる理由として、DCユニバース映画にスーパーマン役で復帰する話が白紙に戻ったこと、時を同じくして、『ウィッチャー』から降板したことが影響していると考えられる。

そんなニュースが報じられれば、現在、『007』シリーズの製作チームが探しているという新星ジェームズ・ボンド役に、アクションを得意とするイギリス人俳優、ヘンリーの名前が浮上するのは至極当然だ。また、マーベル・シネマティック・ユニバースに参加するとの噂についても、DC映画『ブラックアダム』のポストクレジットシーンにヘンリーがスーパーマン役で登場し、カムバックが正式に報じられた直後にDCの新体制が始まり、瞬く間に復帰が撤回されたとなれば、苦い思いをさせられたDCのライバルであるマーベルへの移行が囁かれても不思議はない。

過小評価されている?

またヘンリーのファンは、ハリウッドで彼が過小評価されていると感じており、そんなファンによる擁護の思いと願望が、「ヘンリーが次のジェームズ・ボンド」といった形でネット上に飛び交い、ことあるごとにヘンリーが大規模な新プロジェクトに結び付けられる結果となるようだ。

メディアやファンの間では様々な噂が囁かれているが、ヘンリーにはマーベルや『007』とは全く関係のないプロジェクトが続々と控えている。まず、第二次世界大戦の実話を下敷きにしたスパイ映画『The Ministry Of Ungentlemanly Warfare(原題)』に主演し、Apple TV+のスパイ映画『Argylle(原題)』も待機中だ。人気ミニチュアゲーム「ウォーハンマー40,000」のドラマ化企画で主演・製作総指揮を務めることも発表されている。

ヘンリーが、将来的にジェームズ・ボンドや別のスーパーヒーローを演じることになるかは未知だが、現行プロジェクトでの活躍を応援したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ヘンリー・カヴィル©James Warren/Famous