スーパーマン降板のヘンリー・カヴィル、『ウィッチャー』への復帰は?

Netflixの大人気ファンタジー・アクションドラマ『ウィッチャー』で主演を務めていたヘンリー・カヴィルが、シーズン3をもって降板することが決定。その退場劇は、DC映画へのスーパーマン役での復帰が大きな理由だと見られていたが、大変革の過渡期にあるDCユニバースで、ヘンリー主演のスーパーマン映画がキャンセルになったという、ショッキングなニュースが報じられた。ということは、ヘンリーが『ウィッチャー』にカムバックする可能性が残っているのだろうか?

(※これ以降は、『ブラックアダム』のポストクレジットシーンに関する情報が含まれます)

カムバックの意向を…

ヘンリーがスーパーマンを演じたのは、2017年に公開された『ジャスティス・リーグ』が最後だったが、公開中のDC映画『ブラックアダム』のポストクレジットシーンにスーパーマンのカメオ出演でカムバック。その後にヘンリーは自身のSNSにて、DCユニバースに本格復帰し、少なくともスーパーマンを主人公にした単独映画1本に主演するとの意向を示していた。ところが、その直後にワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下で新会社「DCスタジオ」が設立。DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』やDCドラマ『ピースメイカー』を手がけたジェームズ・ガンと、数多くのDC作品に携わってきたピーター・サフランが共同CEOに就任し、DCユニバースの大改革に着手。その結果、新しいスーパーマン映画にヘンリーは出演しない方針が決定している。

キャストの変更はない

ヘンリーのスケジュールが空くならば、『ウィッチャー』に復帰できるのでは…?と思うファンもいるだろう。しかし 米Varietyによれば、シーズン4におけるゲラルト役のキャスティングに変更はなく、以前に発表された通り、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られるリアム・ヘムズワースが主演するとのこと。

『ウィッチャー』にも戻って来ず、スーパーマン役でもカムバックしないことが明らかになったヘンリー。ファンにとって残念なニュースとなってしまったが、ヘンリーにはガイ・リッチー監督の新作映画『The Ministry of Ungentlemanly Warfare(原題)』をはじめとする映画4本が待機中だ。今後のヘンリーの活躍にも期待しよう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウィッチャー』シーズン2©Susie Allnutt